こんにちは、「アプリゲームUIデザイン」のちょこきなこです。
「キングスレイド」の背景表示演出を紹介します。
会話シーンの背景の建物がにょきにょき生えてきます。時々ありますよね、こういう演出。
察するに、もともとはROMからの読み込み時間を目立たせない為の演出だったと思うのですが、この場合はそういう意図はなく、単純にデザインとして扱っている気がします。
というのも3Dと違って2Dで描かれているので、建物に隠れている部分などを描く必要がありますし、
アニメーションするための実装コスト、一枚絵よりも保持する画像サイズが増える場合が多いです。
また、開発者にしかわからないデザイン上の制限も出ているかと思います。
そういったコストを支払ってまでの実装なので、デザインに対する拘りが垣間見えます。
演出としては僅かな時間なので、コマ送りにしたものも用意しました。
中身としては
- 遠景(空や城、地面)
- 中景(いくつかの建物と樹木、城門に立つ兵士)
- 近景(左右の家屋)
- エフェクト(舞う花びら)
で分けられているようです。