こんにちは、ちょこです。
今回はリボルバーズエイトの画面遷移のデザインが超すっごいって話です。
リボルバーズエイトの画面遷移ですが、画面下部のメニューボタンから操作できるだけではなく、実はスワイプでも切り替え可能です。
▲ほらこのように
なぜこの操作が実装されているのか
この操作が実装されている背景ですが、同じジャンルのクラロワの存在が挙げられます。
あれも同じように左右スワイプでメニュー切り替えが可能なので、その操作を踏襲したのだと考えられます。
▲クラロワの画面遷移
画面をデザインする上で避けられないのはユーザーのメンタルモデルです。操作性といったUI単体での評価軸もありますが、使いやすさといったものはユーザーのこれまでの学習にも依存する要素です。
ですので、同じジャンルのゲームで取り入れられる要素があれば取り入れた方がユーザビリティは向上するという考えです。
もちろん権利侵害をするレベルまでいくと度を越えてしまい、ユーザビリティ以前の話になります。
リボハチの演出の凄いところ
リボルバーズエイトが本をモチーフとした世界観のビジュアルなので、スワイプ操作とページをめくるような演出は合致しています。
世界観とビジュアルや演出が一致する例は多いのですが、操作方法とメンタルモデルまで絡めた事例は見た記憶がありません。
例えばドクターマリオワールドの場合は「薬瓶の中に溶液が満たされてウイルスを駆除する」という構図です。
まぁ、でもちょっと分かりづらい…。
城プロの場合は「城娘が大きくなるという設定が活きてる」
どちらも世界観と演出が合致している事例で操作方法とメンタルモデルは関係ありません。
そういった意味でリボハチは総合的に完成度の高いデザインになっており、もはや必然性すら覚える領域です。
ゲームUIにおいて操作方法から逆算してコンセプトやデザインを考えるのは無理なので偶然だと思いますが、とても完成度の高いデザイン事例だったのでご紹介させていただきました。