こんにちは、ちょこです。
「歌マクロス」のホーム画面のカルーセルにて、左右に隣接するバナーが表示されているのが珍しい。これがあると「隣の画像が見えて気になるので訴求になる」とかならなかったりとか…。
最近だとカルーセルって効果が疑問視されているので、面積を小さくしたり、情報量を減らすのが流れなのですが、割とがっつり情報量入れてますね。
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カルーセルのUIは売り上げにつながるのか!? カルーセルデザインを考えるときに知っておきたい7つのこと|MarTechLab(マーテックラボ)
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なので、あまりここにコストをかけることは珍しいというか…ちょっと手法が古いと感じました。
ゲームのホーム画面に訴求画像は必要なのか
ゲームのホーム画面に訴求画像が必要なのかどうかですが、個人的にはかなり優先度が低い情報だと思っています。
最近ブログを書いてたり、本や記事を読んでて強く感じたのですが、UIデザインを語るときの視点は以下に大別されます。
1:マーケティング…売り上げを高めること目的としたデザイン
3:印刷物…限られた紙面の中で短い時間で情報を伝えることを目的としたデザイン
2:web…印刷物をベースにしつつ、スクロールなど、動的な要素が加わったデザイン
4:人間工学…デバイスなど人と機械を繋ぐ部分を考慮したデザイン
5:心理学…研究結果に基づく普遍的なデザイン
6:ゲーム…没入感など、ユーザーをわくわくさせることが重要
これらが全部「UIデザイン」という括り方なのと、ソシャゲは全部入りなうえに「ゲーム要素」に関しても割と重要な要素です。歴史的に見るとwebとマーケティングの視点が根底にあり、その後ゲームがぼちぼち出てきた感があります。且つ画面によって細かく優先度が変わります。
なので、割と複雑です。
(最近だとUXというジャンルもメジャーになってきたし…)
その上、UIは上流から下流までに関わる部分なので、業務が分散されると共通認識を持つことがかなり難しく、UIデザイナーだけがコントロールするのは難しいと思います。
各々の視点が入り混じるので、ホーム画面に訴求画像が必要という判断もそれによって分かれるのかな、と思っています。
ホーム画面で大事なこと
ホーム画面は機能性が最も重要ですが、見た目のクオリティや世界観への没入も重要です。
広告の面積が大きいと、ユーザーが警戒したり楽しい気持ちで遊べなかったりするデメリットが潜んでいると考えています。
そして、ここのバナーのアクセス数を重視したりすると余計に泥沼に入り込むので危険…。その辺の役割はホーム画面に持たせてしまうとゲームへの没入感が完全に破綻してしまうので気を付けたいところ。
とはいえ、この辺のトレンドはかなり早い変わり方をしているので2020年や2021年はまた違った結果になっているかもしれません。
(個人的にはカルーセルバナー以外のデザインが採用されているんじゃないかな、とは思っています)
最近この規模のタイトルのホーム画面で広告が大きいタイトルって珍しいと感じたので紹介させていただきました。