ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「激ムズ彼氏~ホスト編~」動画広告を訴求するテクニック。システムではなく世界観に寄せた文章の方が楽しい!

こんにちは、ちょこです。

 

動画広告の訴求文が面白かったので紹介します。

 

「激ムズ彼氏~ホスト編~」の場合、好感度が下がる選択肢を選ぶとランダムで「動画広告を見るともう一度選択肢選べるけど…どうする?」という訴求ダイアログが表示されます。

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▲世界観はともかく、神様というオールマイティな存在が訴求してくる

 

 

訴求ダイアログの文章はこんな感じ

んッ・・?これは・・
時間が止まっている・・の・・?!
・・・神様の声が聞こえるわ・・・
『動画広告を見ると一度だけ答えを
選びなおすことができる』・・ですって?
なるほど!

 

動画広告を見ますか?

 

最後の一文の文字サイズが強調されているのが特徴的ですね。
通常こんなに長いテキストは読まれないので、メリハリを付けることによって、読ませたい部分にフォーカスしています。

 

また、システムっぽい文章ではなく、ゲームらしくエンタメ感のある文章にしているのもポイントかな、と思います。

 

どうして訴求文を工夫しているのか?

どうして訴求文を工夫しているのか、という理由を考えてみます。

 

結論から言うと、動画広告を見て欲しいから、だと考えます。

プレイヤーは動画広告を観る為にゲームをしているわけではないのですが、運営側としては動画広告も観て欲しい気持ちがあります。

 

なので、ただ導線を表示するだけではなく、如何に抵抗無く閲覧してもらうか、という工夫が必要です。

 

そのためにシステムのような完結な文章ではなく、世界観に寄せた文章を用意してます。この場合はプレイヤー(この場合は女性)に寄せた文章です。

 

訴求を強めると没入感を阻害しかねないので、こういった配慮は大事にしたいな、と感じました。

 

 

(※余談ですが実際に押してみたけど動画は再生されなかったので神はいなかった)