こんにちは!ちょこです!
今回は「少女歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-」のチャットが話題別に分けられているデザインになっていたので、事例として紹介してみたいと思います。
チャット画面のデザインや仕様を検討する際の参考になれば幸いです。
「少女歌劇 レヴュースタァライト -Re LIVE-」のチャット画面としては全体の雑談チャンネルとは別に【ストーリー】【攻略】【質問】【募集】のカテゴリに分けられています。
運営としてはそれぞれ以下のように役割を区別しています。
【ストーリー】
メインストーリーやイベントストーリーの内容や登場する舞台少女について語りましょう!
【攻略】
イベントの攻略やチャレンジレヴューの攻略方法について共有しましょう!
【質問】
舞台少女の育成方法やレヴューについてなど、困ったら気軽に質問しましょう!
【募集】
フォローの募集やVSレヴューの対戦相手、トワイライトシアターの仲間などを募集しましょう!
以上のように定義され、カテゴリが分けられています。
このようにカテゴリを分けるメリットとしては…
- ユーザーが求めるコミュニティを見つけやすい
ということが考えられます。
上手く機能すれば目的に沿った円滑なコミュニケーションが取れます。
ただ、見た感じ【募集】除いては、目的別にコミュニケーションを取っているようには見えませんでした。
観察している感じ、以下の様な性質が原因なのかなと感じました。
- 話題の境界が曖昧
雑談からの流れで攻略にも質問にもなります。攻略情報を共有する流れで詳細を質問されるケースも想定されます。そういった性質があるので、話題の境界が曖昧になります。
- ユーザーはヘルプを見て書き込んでいない
ユーザーは必ずしもヘルプを見て書き込んでいません。したがって、運営とユーザー間でのカテゴリの定義の共通認識が出来ていない可能性が高いです。
- 書き込みの頻度が少なく、分けるほどではない
細かく分割してしまうとコミュニティが分断され、テンポの良いコミュニケーションができなくなります。特に質問などは人の目に触れる場所に書き込んだ方が返信が得られる確率が高いです。
そのため【ストーリー】【攻略】【質問】【募集】というように項目を分けるメリットは少ないのではないか、という印象を受けました。
コミュニティが分断されるとコミュニケーション自体が成立しづらくなってしまいます。
ですので、チャットの仕様を検討する際はその点に注意すると良いかもです。
例えば…
- フォルダ分けではなくフィルタで抽出するようにする
- 任意の書き込みに対して返信できるようにする
などすると、一つのコミュニティの中でやりとりできるのと、目的の話題も見つけやすいのかな、と思いました。
最近プレイしたゲームにチャットが実装されているケースが多いので、人気の実装なのかな…。
以上です。仕様の参考になれば幸いです。