こんにちは!ちょこです!
今回は「キャラバンストーリーズ」のアイテム一覧画面の導線設計について実装事例を紹介します。
- アイテム一覧画面を作ることになったけどどういった設計にしようか悩んでいる
- 今のアイテム一覧画面をもっと便利にしたい
- 素材集めをもっと楽にできないか検討したい
といった方の参考になれば幸いです。
具体的に便利だと感じた部分は…
- アイテムの入手方法の導線が設置されていることです
「キャラバンストーリーズ」のアイテム一覧の画面は以下のようになっていました。
正確には「アイテム一覧」ではなく「倉庫」という画面名です。
その中で分類は以下の7つに分かれています。
- 装備
- アクセサリ
- 素材
- 進化
- アニマ
- ルーン
- その他
それぞれのアイテムごとに入手方法の導線の配置はされているのですが 、中でも便利な機能は「素材」のタブの中にある「入手可能な場所への導線」です。
この「移動する」を押すと、該当のエリアまでワープし、素材を集めやすくしてくれます。
また、この入手エリアはあくまで一例であり、他のエリアでも入手可能なことがあります。入手方法が多いアイテムの場合、網羅的に表示してもジャムの法則のため、選択するストレスが生まれます
このワープ機能により、移動時間が短縮され、ユーザーのストレスの軽減に繋がっています。
他アイテムの入手方法も紹介します。
マップで落ちているのを収集する方法もありますが、それ以外の入手方法もあります。
例えば、装備アイテムは「合成」することで入手することができます。
また、強化素材はショップで「購入」して入手することができます。
以上です。
この導線はガラケーの頃は課金アイテムを購入するための導線であったり、スタミナをより早く消費するための導線が主目的でした。
ユーザーにメリットがあるかどうかではなく、開発側のメリットを高めるための設計です。
しかし、今回紹介した導線は開発者のメリットではなく、ユーザーのメリットが意識された導線です。
そういった視点の設計は良いところだなと感じました。
改めてになりますが、便利だと感じた点は
- アイテムの入手方法の導線が設置されている
という点です。
- アイテム一覧画面を作ることになったけどどういった設計にしようか悩んでいる
- 今のアイテム一覧画面をもっと便利にしたい
- 素材集めをもっと楽にできないか検討したい
といった方の参考になれば幸いです。
▼参考書籍