こんにちは、ちょこです!
「ブルーアーカイブ」のアドベンチャーパートで面白い試みがなされていたので紹介します。
以下、該当の画面とシーンです。
どういうシーンかというと、ナビキャラがプレイヤーに向けて、指紋登録のために指を合わせるように指示するシーンです。
もちろん指紋登録は演出上のものです。
また、恐らく画面のどこをタップしてもゲームは滞りなく進行していくと考えられます。(未確認です)
一連の流れをアニメーションで見るとこんな感じです。
やりとりしているセリフについては
アロナ「さあ、この私の指に、先生の指を当ててください。
アロナ「うふふ。まるで指切りして約束するみたいでしょう?
アロナ「はい?宇宙人の映画のワンシーンみたいですって?
アロナ「実は、これで生体情報の指紋を確認するんです!
アロナ「画面に残った指紋を目視で確認するのですが……すぐ終わります!こう見えて目は良いので。
という会話がなされています。
分かりやすくするために、指の部分を拡大するとこんな感じです。
マーカーが少し浮いているのが良いですね。
ユーザーとナビキャラの間に若干の空間があることを表しています。
さて、この演出の良いと感じたところとしては…
- ゲーム開始直後に一度だけ表示される
- 少しの工夫で新しさを演出できている
- スマホならではの演出になっている
- 世界観に沿った演出であり、没入感を高めている
などでしょうか。
特に「ゲーム開始直後に一度だけ表示される」という点がゲームの没入感、初頭効果によるゲームの好印象に繋がっていると感じます。
もしかしたら他にも同様の演出をしているゲームがあるかもしれません。
ご存知の方がいらっしゃいましたら紹介していただけると幸いです。
以上です。
アドベンチャーパートでは汎用的な立ち絵を使うだけではなく、状況を示したスチルイラストを使うことがあります。
そういったイラストを使う場面では今回の「ブルーアーカイブ」で紹介したような新しいデザインが表現できる可能性が考えられます。
アドベンチャーパートの演出を考える際の参考になれば幸いです。
※2021/3/4追記
同様の表現の有無についてtwitter上で質問を投げかけたところ、いくつかの事例をご紹介いただきました。
事例のタイトルは以下の3つです。
- 「星と翼のパラドクス」
- 「囚われのパルマ」
- 「フリーダムウォーズ」
1:「星と翼のパラドクス」
「星と翼のパラドクス」ではゲーム開始直前の出撃前の儀式として用いられています。
プレイヤーはこれからバディと一緒に敵と戦うため、一体感が感じられるデザインに見えます。
2:「囚われのパルマ」
「囚われのパルマ」ではユーザーにおでこを近づけてもらうように案内するようです。
なんというユーザー体験…!
非日常感を演出する上でとても面白い試みに伺えました。
日常を過ごしていて、スマホをおでこに当てる状況はなかなか無いので、凄いデザインだなと改めて感じます。
3:「フリーダムウォーズ」
「フリーダムウォーズ」では懲役罰の刑期を申し伝えられた時、指紋を取られるデザインになっているようです。
〇ボタンでも代用可能であるものの、右下のマーカーに指を合わせるように求められるようです。
画面にタップすることを求められるUIは色々あるんですね。
他にも紹介されたら追記します。