ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ユージェネ」サービス全体を俯瞰して見た上で、ビジュアルデザインに落とし込んでいるデザイン事例

こんにちは、ちょこです!

 

「ユージェネ」のアドベンチャーパートのデザインを紹介します。

主な特徴として、

  • 文字が大きい
  • 分かりやすい色使い
  • 映像コンテンツを意識したメニューUI

などがあげられます。
アドベンチャーパートのデザインをする際に参考になれば幸いです。

 

早速ですが、該当の画面はこちらです。
こちらが「ユージェネ」のアドベンチャーパートのデザインです。

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グラデーションなど文字効果が多用されたデザイン

こんな感じで、文字がかなり大きいデザインになっています。 

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ただし、グラデーションや縁取りが多用されており、可読性を強く意識したものではないように感じます。

むしろ、文字効果が多すぎるので、文字サイズを大きくしないと可読性が低くなってしまいます。文字サイズを大きくしているのは、そこのバランスもあるのかもしれません。

 

使用している文字色も強くはっきりとした色が採用されています。
比較的年齢層が若い人が好む色であったり、親しみやすい色であることが分かります。

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 映像コンテンツに近しいメニューUI

「ユージェネ」のUIでは、会話ログ機能や話者名の表示がないことも特徴のひとつです。

この辺りの思想はゲームというより、テレビ番組やYouTubeの字幕のデザインと踏襲している様子がうかがえます。 

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メニューUIも映像コンテンツのような見た目になっています。 
巻き戻しはありますが、会話のログを見ることはできないデザインです。

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字幕のデザインやメニューUIなどを見る限り、ゲームではなく映像コンテンツを軸にしたサービスを意識している様子がうかがえます。

また、高級感のあるデザインではなく、若い世代が親しみやすいデザインにまとめられており、ターゲットを明確に絞っています。

 

ここまで大局的なデザインに舵を切れるのは珍しい例だと感じます。

 

画面単体のデザインではなく、サービス全体のデザインを意識した上でビジュアルデザインに落とし込んだ稀有な例だと思い、紹介させていただきました。

 

包括的なデザインを検討する際の評価軸の参考になれば幸いです。