こんにちは、ちょこです。
このブログでは「ゲームのUIを見てみましょう」というテーマでゲームを紹介しています。
今回は「逆転オセロニア」の統計を利用しておすすめのデッキ編成をユーザーに伝える機能を紹介します。
該当の画面はこちらです。デッキの種類がリストで並んでいます。
リストの中を見ていくと…
- 神殴りデッキ
- 回復耐久デッキ
- 代償デッキ
- 神囁きデッキ
- 楔デッキ
- 毒オーラデッキ
と、特殊なゲーム内用語が並んでいます。
デッキの意味するところを理解するためには、ある程度事前知識が求められる文言になっています。
ともあれ、いずれかのデッキを選択すると、そのデッキに採用されている駒が並ぶ画面に遷移します。
以下は「神殴りデッキ」を選択した際の画面です。
このようにデッキの中身が公開されることによって何を入手して育成すれば良いのか分かります。これは各ユーザーの短期目標設定にも繋がると考えられます。
画面下部に「編成ランキング」のボタンがあるのでこちらも見てましょう。
中に入ってみると「神殴りデッキ」に分類される中で採用されている割合が高い駒がランキング形式で表示されていました。
モデルケースとしてあったデッキの中に含まれていない駒も多数ランクインしています。
対人戦のためにデッキを構築しようにも、初心者は選択肢があるほど手駒が揃っていません。基本的には持ち駒をやりくりして戦うことになります。
そのため、この機能は長くゲームをプレイしているユーザーや、上級者向けの機能になると考えられます。
扱う駒の種類が増えてくると編成の多様性が増します。
戦略も複雑になり、何が良いのか分からなくなってしまいます。
分からなくなると、ゲームが難しいと感じます。
認知コストや学習コストがストレスになり、ゲームから離脱する可能性もあります。
どの駒がよく使われているかが分かると、どの駒を優先的に育成するかの判断材料になると考えられます。
その結果、学習コスト、認知コストが抑えられ、離脱が防げる可能性があります。
以上です。
どんなデッキを組めばいいのかをアシストしてくれる機能については、リリース時点では不要な機能かも知れません。
ある程度運用月日が経過して、駒の種類が増え、ユーザーの習熟度も高まってくると需要が徐々に高まってくると考えます。
ユーザーの学習コスト、認知コストを出来るだけ抑えるための機能を検討する際の参考になれば幸いです。