こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「IDOLY PRIDE アイドリープライド」の撮影モード時に画面を分割する枠が表示されるUIと撮影モードの位置付けについて紹介します。
該当の画面はこちらです。画面上に白い線が表示されているのが分かるかと思います。
この白い線は画面右下のボタンを押すと…
このように表示と非表示を切り替えることができます。
「三分割構図」を取り入れやすくなる!
この白い線の意味は写真の構図を検討する際に補助線の役割を果たすようです。
具体的には「三分割構図」を取り入れやすくなります。
簡単に上手い写真になる万能構図!「三分割構図」 | 撮影テクニックの本棚
「三分割構図」という構図をご存知ですか?初心者でも取り入れやすく、簡単にバランスの取れた”いい感じ”の写真を撮ることができるので、必ず覚えておきたい構図の一つです。
デフォルトでは非表示になっています。
表示させるためにはワンタップ必要であることから、階層が深くなっていると考えることができます。あくまで構図にこだわりたい方向けの機能という位置づけかなと思います。
写真をセットしてステータスを上げることができる!
ちなみにここで撮影した写真は以下の用途に利用できます。
- プロフィールに設定できる
- アイドルにセットしてステータスを上げることができる
といったことができます。
(ちなみにゲームのヘルプによると写真の出来栄えと上昇するステータスは無関係だそうです)
この「ステータスを上げることができる」というのが大きな特徴です。
ゲームサイクルに組み込まれているので撮影する必然性が生まれる!
今まで撮影モードに力を入れていたゲームはありますが、目的はSNSでの拡散が主でした。
ですので、ゲームの進行上、写真を撮影する必然性はありません。
▲「Ink,Mountains and Mystery」のスクショを撮った際の挙動
それに対して「IDOLY PRIDE アイドリープライド」の場合は写真がキャラクターを強化する手段となり、ゲーム内のサイクルに組み込まれています。
ですので、写真を撮影する必然性が生まれています。
自由に撮影してSNSに投稿するのも楽しいですが、それだけではなくゲームの進行が有利になる可能性がある、というメリットを提供しているのが興味深いと感じました。
以上です。
最近は画面のスクショを撮るだけではなく、ライティングやシェーダーなど、ゲーム独自の機能を利用して撮影する機能が実装されていることも珍しくありません。
その方向で機能を洗練するのも良いのですが、ゲーム内でユーザーにメリットを与えるという評価軸もまた視点が異なり良いものかもしれません。
ゲーム内で写真撮影をする機能の実装を検討する際の参考になれば幸いです。
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