こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「魔界戦記ディスガイアRPG」からボタンの中にある世界観を取り入れたマイクロコピーの事例を紹介いたします。
該当の画面はこちらです!
召喚結果画面です。通常の召喚結果画面と異なる点として、何度でもやり直しができる点があげられます。
分かりやすいように該当部分を拡大します。
このように
- 「OK」
- 「キャンセル」
のボタンの中のテキストが…
- 「OKッス」
- 「やり直したいッス」
となっているのが特徴です。
文章を読まなくても、ユーザーが行動を判断できるようにするために、ボタンの中のテキストに「ユーザーが何をするのか」という旨を書くことはよくあります。
例えば利用規約の画面では「同意しない」「同意する」といったように、ダイアログの内容を読まなくてもユーザーが何をすべきであるか、伝わるデザインになっています。
分かりやすいように該当部分を抜粋しました。
多くのダイアログのボタンはこのように「いいえ」「はい」となっています。
こちらも分かりやすいように該当部分を抜粋しました。
こういった汎用的なボタンテキストの場合は選択肢だけ見ても、ユーザーが行動を判断できません。
「同意する」といったボタンテキストの場合、内容を読まなくてもユーザーは行動が判断できます。
最初に紹介した召喚結果画面のボタンテキストの場合、
行動が分かるボタンテキストに加え、世界観が伝わるテキストになっています。
ゲームの場合、分かりやすさといった評価軸に加え、楽しんでもらうための没入感も重要です。
すべての画面やダイアログでこのようなデザインを採用すると逆に分かりづらさが勝りそうですが、ポイントを絞った上で取り入れてみると他の画面との差別化も図られ、ゲームにメリハリが生まれます。
以上です。
ボタンの中に表示されるテキストについて、分かりやすさだけではなく、世界観を取り入れるデザインの事例を紹介しました。
ボタンテキスト、マイクロコピーの参考になれば幸いです。