こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「ブラウンダスト」の待機モード画面のデザインについて紹介します!
「待機モード画面」は別名「省エネモード画面」とも呼ばれることがあります。
このモードによってバッテリーの消費や端末の熱量などを抑える役割があります。
該当の画面はこちらです!こちらが待機モード中の画面です。
画面左側にキャラクターの2Dイラストが表示されています。
画面右側には現在の日時、wifiの感度、バッテリー残量、待機モードを解除するためのボタンなどが表示されています。
この待機モード画面ですが「ブラウンダスト」の場合はデザインにバリエーションが用意されているのが特徴です。
設定画面を見ると
- 選択したイラスト
- 背景テーマ選択
といった項目が確認できます。
こちらですね。今はそれぞれランダムにしています。
各設定画面に遷移すると以下のようになっていました。
まずはイラスト選択画面です。
所持しているキャラクターの一覧が表示され、その中から任意のキャラクターを1名設定できます。
あるいは、ランダム切り替え、キャラ表示なし、という設定も用意されています。
続いて背景のテーマ設定です。
背景テーマも豊富に用意されています。
設定したキャラクターに合わせて選択するのも良いのかもしれません。
中身を見ていくと、以下の様な名前が付けられていました。
- 基本
- ランダム
- 薄紅
- ひよこ
- 茶色い埃
- 晴天
- 深海
- 森林
- 曇り
- 夜景
- ワイン
- 黒
- 白
- 夢中
- シャンパン
- 黒板
- モダンブルー
- バニラ
- ミントチョコ
- 月夜
このように全部で18種類+2種のテーマと設定が用意されていました。
キャラクターと背景をランダムにした場合の挙動をアニメーションで見てみます。
このように待機モード画面に遷移するたびに、キャラクターやテーマカラーがランダムで切り替わりました
「ブラウンダスト」のように待機モード画面のデザインをカスタムできるゲームは初めて見ました。
このブログ内で紹介したゲームの中で、待機モードの画面デザインが充実していると感じたのは以下の2タイトルです。
▲「ブレイドアンドソウル レボリューション」
「ブレイドアンドソウル レボリューション」節電モードのデザインがかっこいい - ゲームアプリのUIデザイン
▲「七つの大罪 光と闇の交戦」
「七つの大罪 光と闇の交戦 : グラクロ」節電モードというシステム寄りの機能のUXについて。何食べたらこの発想ができるんだろう編。 - ゲームアプリのUIデザイン
どちらも黒ベースですね。
恐らく少しでも消費電力量を抑える目的でデザインしているのだと推測します。
そんな中で、キャラクターや背景をランダム表示するメリットについてですが…
- キャラクターのイラストを訴求したい
- 機能性よりもビジュアル面を重視し、他のゲームと差別化を図りたい
- 頻繁に見る画面なのでユーザーを視覚的に楽しませたい
…などでしょうか。
機能面での利便性と言うよりも、ゲームとしての娯楽性を優先させているように感じました。
以上です。
日本で開発するゲームで節電モードを実装するケースは稀ですが、韓国のゲームを中心に節電モードはしばしば見かけます。
節電モードを実装する際の機能やデザインの参考になれば幸いです。