ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「三國志 覇道」演義と正史の情報が書かれた武将プロフィール画面、複数の作品に登場するキャラクターのプロフィール画面のデザインの参考に

こんにちは!ちょこです!

 

このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。

 

今回は「三國志 覇道」の武将のプロフィールのデザインについて紹介します!

 

該当の画面はこちらです!

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画面左側に武将のグラフィックなどが表示され、右側に経歴などが書かれています。

 

 

右側の経歴部分を拡大します。こんな感じですね。
ゲーム内では「列伝」という見出しで管理されています。

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この文章の中で特徴的なのは「演」と「史」の文字があることです。
文字ではなく画像にして強調していることもポイントです。

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これ、何かと言うと「三国志演義」と「正史三国志」の情報を分けて書いているということを意味しています。

演義と正史との違いは研究者の方の説明を参考リンクとして載せておきます。

shuchi.php.co.jp

 

三国志のゲームを網羅しているわけではないので正確性には欠けるのですが、世にある多くの三国志のゲームは基本的には「三国志演義」をベースにしたキャラクター設定やストーリーが用意されています。

ベースが演義であるため、武将のプロフィールを作成する際、正史について言及する必然性は弱いです。 

しかし、今回の「三國志 覇道」はそういった演義の要素が無いタイプのゲームです。

 

故に正史に関して言及する隙間があります。
演舞、正史の両方について記載することで… 

  • 既存のシリーズとの差別化が図れる
  • ユーザーの知的好奇心を満たすことが出来る

などのメリットがあると考えられます。 

 

三国志の中でも有名な関羽の場合は以下のようになっています。
正史のプロフィールは端的に一行で終わっていますが、演技には書かれていない情報です。

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以上です。

特殊な例ではあると感じられるかもしれませんが、IP作品であれば複数のシリーズに登場しているキャラクターがいる場合もあります。

例えば「ファイナルファンタジー7」のクラウドの場合、

これらに加え、ソシャゲやコラボなどを含めると数多くの作品に登場しています。

ドラゴンクエスト」シリーズのスライムに至ってはそれ以上の作品に登場しています。

 

このように、複数の作品に登場するキャラクターのプロフィールをデザインする際、どの世界観のプロフィールに従って情報を記載するか検討することが考えられます。

UIデザイナーとしては、ユーザーにどういった情報をどのように伝えるかをデザインすることが重要になってきます。

そのような作品やキャラクターのプロフィールをデザインする際の参考になれば幸いです。