「ディープインサニティアサイラム」レビュー誘導にキャラ画像を利用すると単純接触効果により、高評価に繋げやすいのかな

こんにちは！ちょこです！

このブログでは「ゲームUIを見てみよう！」というテーマで毎日ゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。

今回は「ディープインサニティアサイラム」のレビューを催促する画像が実装されていました。

該当の画像はこちらです！

f:id:appgameui:20211114174512p:image

該当部分を拡大します。
画像の左側には

よろしければレビューに
ご協力をお願いいたします。

と運営からメッセージが表示され、
画面中央付近にはゲーム内のナビキャラが微笑みながら

プレイしてくれて
ありがとうございます！

と感謝を伝えています。

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これはユーザー目線のUIではなく、開発者目線でのUIですがアプリの評価を高める効果が見込まれます。
具体的な要素としては以下の２点かなと思います。

キャラクターからのお願い
ユーザーの選別

それぞれ補足します。

1：キャラクターからお願いされる。

これは単純接触効果が期待されます。
単純接触効果とは

ある刺激に触れれば触れるほど，それを好きになっていく現象を単純接触効果といいます。

繰り返し接しているうちにどんどん好きになるのはなぜ？ | 日本心理学会

この理屈に当てはめると、ゲーム内のキャラクターは頻繁に画面に表示され、好感度が高くなっていく可能性があります。好感度の高いキャラクターからお願いされると、一般的にはお願いのハードルが下がります。

その結果、レビューに参加しても良い、と考えるユーザーが僅かにでも増える可能性が考えられます。
「ディープインサニティアサイラム」の開発者もこの単純接触効果を利用して、ユーザーをレビューに誘導したいと考えたのかもしれません。

2：ユーザーの選別

ダイアログの選択肢をみると、左に「あとで」右に「はい」が配置されています。

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「はい」を肯定的な選択肢の位置に配置することでユーザーをレビューに誘導しやすくするデザインになっています。

ユーザーはゲームをプレイしている最中です。ゲームを評価してもユーザーにメリットはありません。
「はい」という選択肢を選ぶには強い動機が必要になります。

ちなみにこちらのダイアログはiOS版で確認しました。
2021/11/17時点の評価は4.2になっていました。

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Google Play版ではダイアログが表示されるかは未確認ですが、2.7だったのでプラットフォームによって評価が大きく分かれています。

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単純接触効果で好感度を高めつつ、ユーザーをレビューに誘導するデザインに感じました。

ただ、あまり過剰にやりすぎるとユーザーから反発を招く恐れがあるため、中庸さは重要かと思います。

【悲報】任天堂がFEヒーローズでレビュー工作星5引くときだけレビュー催促してくる模様:ゲハード:PS4、ニンテンドースイッチの最新情報をお届け

「ディープインサニティアサイラム」の場合だとレビュー誘導のダイアログが表示されたのは一章クリアよりの前のタイミングでした。
少しプレイしたところではあると思いますが、表示タイミングについてはよく分かりませんでした。

以上です。

ユーザーをレビューに誘導したいと考えたい場合の参考になれば幸いです。

このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。

他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

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権利者さまへ

以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。

「ディープインサニティアサイラム」のガイドラインを確認したところ、ゲーム内で使用されている画像やスクリーンショット画像はWebサイトやSNSへ投稿しても良い旨の文章がありました。

【Deep Insanity】ディープインサニティ | SQUARE ENIX

主な参照箇所を抜粋します。

利用いただけるもの

本ガイドラインに従い利用いただけるもの（以下「利用対象」といいます）は、以下のとおりです。

以下に記載の本ソフトの公式サイトおよび当社が運営する以下のサイト内に掲載されているテキスト・情報・画像・動画
　https://www.jp.square-enix.com/deepinsanity/game/

本ソフト内に表示されるテキスト、ゲーム中で撮影されたスクリーンショット、およびゲーム内で撮影された動画

※但し、以下のものは除きます。

コラボレーションイベント等のために、特別に本ソフトに含まれるコンテンツ

利用いただける範囲

(1)ゲームプレイの配信を行うことで法人から給与その他の報酬を得ている方：

個人名義のソーシャル・ネットワーキング・サービスで利用すること。

動画共有サイト（「YouTube」「ニコニコ動画」等）にて「利用対象」を配信すること。

(2)　(1)に該当しない個人の方：

個人のホームページやブログ、動画共有サイト、ソーシャル・ネットワーキング・サービスなどで「利用対象」を利用すること。