こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマで毎日ゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「崩壊3rd」のショップ画面から、アンカリング効果のデザインをご紹介します。
先にアンカリング効果について説明します。
アンカリング効果とは…
アンカリング効果とは、先に与えられた数字や情報(アンカー)によって、その後の判断や行動に影響が及ぼされるという現象を表す心理学用語です。具体的には、判断がアンカーに近くなる傾向があります。
アンカリング効果は、人間が先に知っている情報を基準として、その後の判断を歪めてしまうという心理的な行動です。
アンカリング効果とは? ビジネスでの活用例をわかりやすく紹介 | マイナビニュース
ソシャゲの多くはゲーム内で商品を販売している為、比較的使われがちな効果です。
具体的には「50% OFF」などと表示しお得感を伝えるデザインです。
「崩壊3rd」において、アンカリング効果を用いた画面はこちらです。
分かりやすく該当部分だけ抜き出します。
このアイテムの価格はゲーム内通貨で15400となっています。
15400だとお得感は感じづらいのですが、「-50%」と「値引き前の価格が表示」されることにより、販売価格のお得感を訴求しています。
別のパターンもあります。
分かりやすくするために、該当部分だけ抜き出します。
こちらは先ほどの表記と異なり「93%OFF」となっています。
デザインを変えている意図は分かりかねますが、学習コストを抑える、コンテンツの信頼性を高めるという意味で統一するのがUIの観点では一般的なのかな、と思います。
もしかしたらABテストなどの実験をしてるのかもしれません。
いずれにしろ、このように割引率を表示することで、価値判断にバイアスをかけ、見る人にお得感を感じさせるデザインになっています。
他にも、おまけを付けることでお得感を感じさせる手法や、無料のアイテムを受け取らせる仕組みを取り入れているゲームもあります。
個人的にはこのデザインはマーケティング要素が強く、ユーザー目線で考えた時にUIに定義付けられるか微妙なところではあるのですが、UIの手法として紹介されているケースもあるため、用語や事例は覚えておいても良いのかもしれません。
以上です。
ショップ画面のデザインの参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「崩壊3rd」のガイドラインを確認したところ、ゲーム実況の配信、動画投稿に関しては許諾されている旨の記載はありました。
ネットワークサービスにおける著作物の利用に関するガイドライン
主な参照箇所を抜粋します。
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