ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「グランサガ」ユニバーサルデザインが身近に感じられるキャラ詳細画面での事例を紹介してみます

こんにちは!ちょこです!

 

このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!

 

今回は「グランサガ」から、キャラプロフィール画面のユニバーサルデザインをご紹介します。
具体的にはキャラボイスを音声だけではなく文字でもユーザーに伝えている点です。

 

該当の画面はこちらです。

f:id:appgameui:20220321160006p:image

 

画面左側にキャラグラフィック、右側にキャラクターの名前や種族、職業、生い立ちなどのプロフィール情報が記載されています。

このキャラクター画像をタップするとキャラボイスが再生されるのですが、どういったボイスが流れているのか、吹き出しの中の文字でも伝えています。

あたしが団長兼指揮者のドロレスよ!

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これは画像なので音声は流れませんが、実際のゲームでは可愛い少女のボイスが流れています。

 

このように音声だけではなく文字があることで、ユニバーサルデザインの観点で評価されるのかなと考えます。

具体的には以下の6点の要素を含むユーザーに対してメリットがあると考えます。

  1. 加齢などで特定の音域が聞き取りづらく感じるユーザー
  2. 怪我や病気などで一時的に聴覚機能が低下しているユーザー
  3. 周囲が騒がしく、ゲーム内の音声が聞き取れないユーザー
  4. 音声が出せない環境でプレイしているユーザー
  5. 日本語が聞き取れないユーザー
  6. 聴覚情報処理障害(APD)のユーザー

聴覚情報処理障害(Auditory Processing Disorder=APDと略されることが多い)とは、聴力は正常であるにも関わらず、日常生活のいろいろな場面で聞き取りにくさ(聞いた言葉の内容が理解しづらい状態)が生ずるというものです。

聞こえているけど聞き取れない?聴覚情報処理障害(APD)とは | Signia

 

(他にもあればコメントなどで教えていただけると助かります)

 

この場合、ユニバーサルデザインと言われて真っ先に浮かぶのは聴覚障碍者かもしれませんが、怪我や病気などで後天的、あるいは一時的に聴覚能力が低下することは誰にでも起こりえます。また、音が出せない環境でゲームをすることも珍しくないかと思います。

音声情報が受け取れない、あるいは受け取りづらいユーザーに対して文字で情報を伝えることで情報の非対称性も軽減できます。

 

ちょっとした工夫に感じるかもしれませんが、ユニバーサルデザインを意識することでより多くのユーザーにとって使いやすいデザインになるのかな、と思います。

 

 

以上です。

ユニバーサルデザインを意識する際の参考になれば幸いです。

 

 

このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。

他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

 


権利者さまへ

 

以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。

「グランサガ」のガイドラインを確認したところ、二次創作物の制作、SNSや共有サイトの投稿に関しては許諾されている旨の記載がありました。

 

二次創作に関するガイドライン

 

主な参照箇所を抜粋します。

第3条 許諾および遵守事項

  1. 当グループは、利用者に対し、二次創作物の制作、利用を許諾します。
    (例:二次創作物の制作、制作した二次創作物のSNSへの掲載、ゲームキャラクターのコスチュームプレイ(コスプレ)の準備およびイベントへの参加、交流目的の同人イベントへの参加、ゲームプレイの動画化、編集およびオンラインでの掲示、ゲームプレイの共有サイトへのアップロードおよび付随広告収益の創出など)

 

以下は確認したガイドラインページのキャプチャです。

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