こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」から、ガチャの提供割合のリストのデザインをご紹介します。
基本的には排出キャラと確率が表示されているリストですが、「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」の場合は獲得状況も表示されていました。
該当の画面はこちらです。
レアリティ、獲得状況、キャラクター名、キャラクターのタイプ、排出確率(小数点第三位まで表示)などが並んでいます。
ここで注目したいのは「獲得状況」です。
この画面の主な目的はキャラクターごとの排出確率を分かりやすくユーザーに伝えることです。
そういった観点で見ると「獲得状況」の情報は必ずしも表示する必要はありません。
ではなぜ「獲得状況」を表示しているかというと、ユーザーのコンプリート欲を刺激したいのかな、と推測します。
このような心理は【ディドロ効果】と見ることが出来そうです。
新しいモノをひとつ取り入れると、統一させたいと感じる心理が働きます。このような心理作用を、心理学ではディドロ効果と言います。
【ディドロ効果】揃えたくなる心理のマーケティングへの応用 - Web活用術。
今回の「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」のデザインの場合ですと「未獲得」という文字を消して統一させたい、という心理作用が働いている可能性があります。
あるいは見た目が通知バッジのような赤いマークであるため、通知マークを消したくなる心理も同時に現れるユーザーもいるのかもしれません。
このように「獲得状況」を表示することで、ガチャから排出されるキャラクターの取得状況を分かりやすく伝え、ユーザーがガチャを回す動機を作っているように感じました。
また、ピックアップキャラの場合はピンのアイコンが表示され、他と比較して目立つようになっています。
これにより視線誘導が強化され、特にユーザーに関心を持って欲しいキャラクターを訴求しているようにも感じました。
分かりやすく該当部分をトリミングしてみました。
こんな感じで排出確率の横にピンのアイコンが表示されています。
以上です。
ガチャの提供割合のリストをデザインする際の参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」のガイドラインを確認したところ、二次創作物の制作、SNSやwebサイトへの投稿に関しては許諾されている旨の記載がありました。
NEWS | COUNTER: SIDE(カウンターサイド)公式サイト
主な参照箇所を抜粋します。
「カウンターサイド」(以下、「本ゲーム」という)において、株式会社ネクソン、NEXON Korea Corporation及び本ゲームの開発会社(総称して以下、「当社」という)は、個人のお客様同士のコミュニティ形成の支援及びその経験を共有する手段として、また、お客様に二次創作活動を楽しんでいただけるよう本ゲーム内のキャプチャー、スクリーンショット及び素材(以下、「本件著作物」という)を利用した動画、静止画等を利用すること及び二次創作活動をすることに対し、著作権侵害を主張いたしません。
以下は確認したガイドラインページのキャプチャです。
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