こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」から、エンプティステートのデザイン事例をご紹介します。
色んなゲームのエンプティステートを紹介して今回で第25回目です。
まず、「エンプティステート」とはどういうものか簡単にお伝えいたします。
エンプティステートとは、表示する情報がない時にユーザーが見る画面のことだ。
見落とされがちな「エンプティステート」のUXデザインが、実際は一番重要なのかもしれない | TechCrunch Japan
情報が空(エンプティ)、ということですね。
ゲームUIのエンプティステートの場合、機能性だけではなくエンタメ性のあるデザインにすることが出来るため、多様性に富んでいると感じています。
また、エンプティステートが表示されたときに、ユーザーにどういった情報を与え、誘導するのが適切か考えることも重要です。
「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」ではひとつだけ事例を紹介します。
該当の画面はこちらです。
受け取るメールが無かった場合の状態ですね。
主な要素としては以下の2点で構成されています。
- ゲーム中のキャラが表示されている
- キャラクターの台詞で以下の情報を伝えている
「届いたメールがありません」
このキャラクターはナカシマ・スズカという所謂ナビキャラです。
ゲームの序盤でプレイヤーと接点を持ちます。
ストーリー進行後もチュートリアルの度に機能の説明を行います。
こんにちは、社長。
模擬作戦プログラムが拡張されたため、ご報告します。
他にもロード中の漫画にも登場し
3コマ目にナカシマ・スズカが登場していることが分かります。
タスクフォースはこれらが集まって侵食現象を解決する会社ですが…
これまで説明した内容は理解できましたか……?
他には採用画面にて、採用活動を後押しする役割として象徴的なキャラクターとして登場します。
採用演出中でも画面右端に映っていますね。
後ろ姿ですが左側に立っているのがナカシマ・スズカだと思われます。
プロフィール画面でも登場しています。
このように様々な画面で登場することで単純接触効果が期待できます。
基本的にユーザーの操作は情報を得たり操作を行うために機能にアクセスしますが、エンプティステートが表示される、ということはユーザーが得るものは無かったということになりストレスに繋がる、と推測します。
エンプティステートに好感度の高いキャラクターを用いることで、ユーザーのストレスを軽減する役割があるのかな、と考えます。
ロード中に表示されるイラストにも描かれており、ユーザーから支持されているのかなと思います。
以上です。
エンプティステートをデザインする際の参考になれば幸いです。
参考事例
以下は過去に紹介したデザイン事例です。興味がございましたらご参照ください。
- 「ときめきアイドル」
- 「キャプテン翼〜たたかえドリームチーム〜」
- 「七つの大罪 光と闇の交戦 : グラクロ」
- 「三国ロマンス」
- 「ドクターマリオワールド」
- 「リンクスリングス」
- 「ガール・カフェ・ガン」
- 「どうぶつの森 ポケットキャンプ」
- 「ビーナスイレブンびびっど!」
- 「魔界ウォーズ」
- 「ポケモンカフェミックス」
- 「BLEACH Soul Rising」
- 「神無月」
- 「Food Fantasy フードファンタジー」
- 「三国ブレイズ」
- 「三国志名将伝」
- 「魂器学院」
- 「ブルーアーカイブ」
- 「ドールズフロントライン」
- 「カウンター・アームズ -終焉武装少女-」
- 「エクリプスサーガ」
- 「未定事件簿」
- 「崩壊3rd」
- 「グランサガ」
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」のガイドラインを確認したところ、二次創作物の制作、SNSやwebサイトへの投稿に関しては許諾されている旨の記載がありました。
NEWS | COUNTER: SIDE(カウンターサイド)公式サイト
主な参照箇所を抜粋します。
「カウンターサイド」(以下、「本ゲーム」という)において、株式会社ネクソン、NEXON Korea Corporation及び本ゲームの開発会社(総称して以下、「当社」という)は、個人のお客様同士のコミュニティ形成の支援及びその経験を共有する手段として、また、お客様に二次創作活動を楽しんでいただけるよう本ゲーム内のキャプチャー、スクリーンショット及び素材(以下、「本件著作物」という)を利用した動画、静止画等を利用すること及び二次創作活動をすることに対し、著作権侵害を主張いたしません。
以下は確認したガイドラインページのキャプチャです。
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