ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」キャラクターに機能の説明をさせるタイプのチュートリアル

こんにちは!ちょこです!

 

このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!

 

今回は「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」から、キャラクター同士の掛け合いをしながらチュートリアルを進行するデザインをご紹介します。

ゲームの特性を活かしたチュートリアルのデザインだと感じました。

 

該当の画面はこちらです。

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画面右上にキャラクターのメッセージが表示されています。

そういえば、さっき合流した社員たちはどこに行った?

これは採用(ガチャ)で獲得したキャラクターたちがどこで確認できるか?という旨のメッセージです。

ユーザーの代わりにキャラクターが問いかけていますね。

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アニメーションにするとこんな感じです。
キャラクター同士で質問と回答をして、進行しています。

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分かりやすいように台詞の部分だけ大きくしてみました。

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掛け合いの台詞としては以下の通りです。

「そういえば、さっき合流した社員たちはどこに行った?」

「ああ、ミナさんの「後輩」の方々ですか?
 あの方々なら、こちらで確認できますよ。」

「……」

キャラクターが機能を案内することで、実際にゲームの中の世界に存在しているような印象を与えることができると感じました。

 

別の機能のチュートリアルも見てみます。
こちらは機能が開放され、プレイヤーの名前を入力するまでの場面です。

特殊な施設に案内され、プレイヤーの名前に話題が及ぶ流れです。

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分かりやすいように台詞部分を大きくしてみます。

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掛け合いの台詞としては以下です。

「社長、こちらです。
 なるべく周囲に気取られずに、との指示がありました。」

「カナミ副社長から、まず最初に
 こちらに案内するようにと指示を受けています。」

「[テラブレイン]……」

「社長室にこんな秘密の部屋があったなんて、夢にも思いませんでした。」

 

「管理者コードは正常に認識されたようですね。」

「これから管理者様の対外活動は、
 そのロボットで行っていただきます。」

 

「となると、私はロボットの秘書になるのでしょうか……
 管理部長のほうが良かった……」

「そういえば、まだお名前を伺っておりませんでしたね。」

「これから管理者様……
 いえ、社長をどうお呼びすればよろしいでしょうか?」

 

このチュートリアルでプレイヤーにやらせていることは名前の入力ですが、
名前の入力に至るまでの経緯をストーリー仕立てにし、世界観から外れないように配慮している様子がうかがえます。

 

ソシャゲは機能が多く、必ずしも世界観に沿った機能ばかりではありません。

例えば、音量調節機能はメタ的な機能であり、ゲームのキャラクターに説明させることが困難な機能の例のひとつです。

ただ、ゲーム独自の機能といった、優先度高くユーザーに説明が必要であると判断できる機能であれば、概ねそのゲームの世界の中に存在しているため、キャラクターに説明させやすいのかもしれません。

チュートリアルは読み飛ばされがちですが、だからと言って作らないわけにはいきません。作る際に、ゲームの世界観を損なわないように配慮された素敵なチュートリアルだと感じました。

 

以上です。
チュートリアルをデザインする際の参考になれば幸いです。

 

このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。

他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

 


権利者さまへ

 

以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。

「COUNTER: SIDE(カウンターサイド)」のガイドラインを確認したところ、二次創作物の制作、SNSやwebサイトへの投稿に関しては許諾されている旨の記載がありました。

 

NEWS | COUNTER: SIDE(カウンターサイド)公式サイト

 

主な参照箇所を抜粋します。

「カウンターサイド」(以下、「本ゲーム」という)において、株式会社ネクソンNEXON Korea Corporation及び本ゲームの開発会社(総称して以下、「当社」という)は、個人のお客様同士のコミュニティ形成の支援及びその経験を共有する手段として、また、お客様に二次創作活動を楽しんでいただけるよう本ゲーム内のキャプチャー、スクリーンショット及び素材(以下、「本件著作物」という)を利用した動画、静止画等を利用すること及び二次創作活動をすることに対し、著作権侵害を主張いたしません。

 

以下は確認したガイドラインページのキャプチャです。



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