こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「この悪い子猫ちゃんめ!」、通称「わるこね」におけるキャラクターの存在感を増すような撫でる演出をご紹介します。
このデザインにより、以下の特徴があるように感じました。
- モデルの形状に合わせて手の形状が変化することでキャラクターの存在感が増す(没入感、主観的満足度アップ)
該当の画面はこちらです。
©2021 xeen Inc.
アニメーションで見るとこんな感じです。
なんとなくモデルの形状に合わせて手の形状を変化させているのが分かるでしょうか。
©2021 xeen Inc.
モデルの形状に合わせて手の形状が変化することでキャラクターの存在感が増す
ソシャゲにはキャラクターを撫でる機能がしばしば実装されています。
撫でると体力が回復したり、親愛度が高まるなどします。
その際、手のひらのカーソルの形状は変化せず、平面的に処理することがほとんどだと思います。
「わるこね」では手のひらカーソルをモデルの形状に合わせて変化させることで、キャラクターの立体感、実在感を増し、ゲームへの没入感を高めているように感じました。
ここに限らず「わるこね」はキャラクターとユーザーとの接点に対して強いこだわりを感じます。
実際、このキャラクターを撫でても親愛度が上がったり、報酬は獲得できません。ただ撫でてキャラクターの台詞が返される程度の機能であり、ゲームの攻略や進行には影響がありません。
強いてメリットを挙げるとするならば、特定のユーザーの主観的満足度が高まる可能性がある、くらいでしょうか。
それはそれであって良いとは思うのですが、それだけでは目的が曖昧であり、メインのメリットとしては弱い気がします。もう少し言うなれば、ここに時間とお金をかけただけの経済的な意義が説明しづらい印象があります。
ただ、恐らく何か私が見落としている要素があるため、そのような印象を受けているのだと推測します。
この点において補足できる方のコメントをお待ちしております。
また、こちらはUIの話ではないのですが、どのような処理をしているのかが気になりました。
キャラクターは平面に見えるのと、操作した感じキャラクターの形状に沿わせているのではなく、撫でを開始した位置とキャラクターのシルエットを相対的に見て判断している様な挙動なんですよね…。
なので、同じ位置を撫でても、撫で開始位置によっては手の形状が同じにならない、という挙動をしています。
こちらについても詳しい方がいたらコメントお待ちしております。
まとめ
短いですが、まとめると「この悪い子猫ちゃんめ!」のキャラクターの存在感を増すような撫でる演出について感じたことは以下の1点です。
- モデルの形状に合わせて手の形状が変化することでキャラクターの存在感が増す(没入感、主観的満足度アップ)
他にも気付いた点があれば、コメント欄にて教えていただけると嬉しいです。
以上です。
キャラクターを撫でる演出をデザインする際の参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「この悪い子猫ちゃんめ!」のガイドラインを確認したところ、権利者の株式会社ジーンの公式HPにて、SNSやwebサイトへのゲーム画像の投稿は許諾されている旨の記載がありました。
コンテンツ利用ガイドライン | この悪い子猫ちゃんめ!(わるこね)
主な参照箇所を抜粋します。
素材の使用について
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