こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「NieR Re[in]carnation / ニーア リィンカーネーション」、通称「リィンカネ」から、世界観を取り入れたTAP TO STARTのアニメーションの事例をご紹介します。
世界観を取り入れる表現は、ゲームでは大切な要素かと思います。
このデザインにより、以下の特徴があるように感じました。
- 世界観が取り入れられている(没入感の向上)
該当の画面はこちらです。
色数が少なくタイトルに視線が向くデザインです。
この画面をアニメーションで見るとこんな感じです。
ノイズの様な演出がされているのが特徴的です。
さらによく見ると「TAP TO START」の部分にもノイズがかかったような演出がされています。
タイトルロゴにも同様の演出がされており、画面全体で調和が取れていると感じました。
世界観が取り入れられている
「TAP TO START」のアニメーションの話に戻ります。
ゲームUIの視点で見たときに「TAP TO START」をアニメーションさせる主な目的は視線誘導だと考えています。
アニメーションのさせ方も、明滅するか、一文字ずつ動かす程度の単調なものが中心だと思います。
ゲームらしい世界観の表現を取り入れる場合、「TAP TO START」のテキストを「物語を始める」のようにする例はしばしば見かけていました。
「NieR Re[in]carnation / ニーア リィンカーネーション」のように、アニメーションの表現に世界観を取り入れる発想は自分の中にはなく、新鮮なアイディアに感じました。
では、どのゲームもアニメーションに世界観を取り入れることが可能なのか?と考えた時に、必ずしもできるとは限らない、という気がします。
というのも、ニーアシリーズにはしばしばアニメーションに「グリッチ表現」が取り入れられています。
そのためグリッチ表現が世界観の表現に繋がり没入感を感じさせる、という構図になっているのかなと考えます。
このようにニーアシリーズのブランディングがあるからこそ「TAP TO START」にグリッチ表現を取り入れることができたのかなと思います。
仮に何の脈絡もなくグリッチ表現を取り入れた場合、少し不気味な印象を与えかねません。そういった意味ではホラーゲームなどのジャンルには取り入れられるのかも…?
まとめ
まとめると「NieR Re[in]carnation / ニーア リィンカーネーション」の世界観を取り入れたTAP TO STARTのアニメーションについて感じたことは以下です。
- 世界観が取り入れられている(没入感の向上)
他にも気付いた点があれば、コメント欄にて教えていただけると嬉しいです。
以上です。
タイトル画面をデザイン、世界観を取り入れるデザインなどを検討する際の参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
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