こんにちは！ちょこです！
このブログでは「ゲームUIを見てみよう！」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです！
今回は「陰陽神鬼」から、動画広告を見せるために報酬への期待値を高めるダイアログのデザインをご紹介します。
動画広告を見ると報酬が貰えるゲームは今までもありましたが、ちょっと変わったアプローチでした。
該当の画面はこちらです。
のし袋！！
「招福の御守」と書いていますね。かなり豪華なデザインです。
のし袋が表示されているのは分かりますが、ぱっと見、何をする画面か全然分かりません。
のし袋が何を示すか分かるユーザーにとっては、のし袋からポジティブな印象を受けるのではないでしょうか。
例えば「お金がもらえるのかな？」とかですね。
のし袋は通常お金が入れられています。お金は多くの人にとって価値があるものです
したがって、のし袋から与えるインパクトも強いと考えられます。
画面をよく見ると「広告視聴」と表示されてます。
のし袋を受け取るためには広告を視聴することが条件である、と結びつけられます。
そしてユーザーは広告を視聴する、という行動に誘導されます。
でもよく見ると何が貰えるのか表示されていないんですよね…。
もっと言うと…
広告視聴をして報酬が貰えるとは説明されていません。
恐らくクレショフ効果（モンタージュ理論）がはたらいていると考えられます。
クレショフ効果とは? 活用方法や事例、注意点をわかりやすく解説 | マイナビニュース
クレショフ効果とは、前後のつながりがない画像や映像を無意識に関連づけてしまう心理現象のこと。例えば、「結婚式の映像」を見た後に「笑顔の男性の映像」を見ると、笑顔の男性が「結婚を祝福している」ように見えます。
この画面で置き換えると
「のし袋」＋「広告視聴」⇒「のし袋の中身を開けるためには広告視聴が必要」というように認識する、という考えです。
「この報酬が欲しい！」と思わせるために報酬を表示するのが一般的かと思っていたため、このような見せ方をするデザインは新鮮に感じました。
余談ですが、報酬確認をすることもできますが、のし袋に馴染むデザインであり、情報の優先度としては低く扱われているように見えます。
以上です。
今回は「陰陽神鬼」の動画広告を見せるために報酬への期待値を高めるダイアログのデザインを紹介しました。
動画広告の視聴に誘導するためのデザインの参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
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「陰陽神鬼」のガイドラインを確認したところ、公式HPにて、ゲーム画像をブログに投稿することは許諾されている旨の記載がありました。
主な参照箇所を抜粋します。
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