こんにちは、ちょこです!
今回、私が購入した書籍の中からゲームUIデザイナーさん向けに紹介する書籍はこちらです!
「あたらしい、あしらい。あしらいに着目したデザインレイアウトの本」
毎回思うけど、このシリーズはデザインサンプルのクオリティが高い!
足し算のデザインの提案
「けっきょく、よはく」では必要な情報を目立たせる為に情報を整理するデザインが提案されていました。
例えるなら、部屋にある不要なものをなるべく処分し、生活に必要なものだけで構成された部屋の様なデザインです。
今回紹介する「あたらしい、あしらい」では、そういったシンプルなデザインだけではなく、部屋にちょっとした小物を配置し、個性を表現する部屋の提案、という風に捉えると、それぞれの書籍で目指すデザインが分かりやすいかもしれません。
あしらいで世界観を表現
情報を消していくと優先度が際立っていきます。
反面、世界観を表現するのが難しくなってきます。
例えば「お正月らしさ」という季節感の表現も世界観のひとつです。
あしらいを付け加えることで、世界観を構築する手助けになることに改めて気付かされました。
使いこなすのは高難度
足し算デザインでは無闇に足すことはせず加減が重要となってきます。
あくまで目的を阻害しない程度のあしらい加減が目安です。
書籍内で紹介されているNGの例の中には、目的次第では成立するほどデザインのクオリティが高いものも少なくないように感じます。
あくまで目的に沿った上で、より良いデザインは何かという視点で読んでいきたいと感じました。
バナー制作に使えるかも
書籍内で紹介されているのはポスターなどのグラフィックデザインが中心でした。
ゲームUIの場合、画面固有の専用的な装飾より、汎用的な装飾パーツで構成されてることが多く、そういった意味ではデザインのバリエーションを求められることは稀です。
訴求画像などのバナーであれば、トンマナに則った上である程度自由にデザインできるため、そういった画像を作成する際のヒントになるかもしれません。
参考書籍
参考書籍は以下の3冊が掲載されていました。比較的メジャーな書籍だと思うので、すでに持っている方も多そう。
もし未読のものがあれば独学する際に手に取ってみても良いかもしれません。
1:なるほどデザイン
2:やってはいけないデザイン
3:パッと目を引く! タイトルまわりのデザイン表現
他の書籍も以下にまとめています。良かったらこちらもご覧ください。