こんにちは、ちょこです!
今回、私が購入した書籍の中からゲームUIデザイナーさん向けに紹介する書籍はこちらです!
「[デザイン技法図鑑]ひと目でわかるフォントが活きるデザインの基本。」
フォント選びが一目でわかるタイプの書籍
書籍の概要としては、バナーやポスターの事例を紹介し、どのようなフォントが使われているか簡単に紹介している書籍です。
事例としては豊富で、レトロ、モダン、ゴージャスなど39のキーワードと100種類以上のサンプルが掲載されています。
見た感じ、事例紹介7~8:解説2~3くらいの割合です。
「はじめに」のページでは、以下のように書かれていました。
難しい理屈や理論だけでなく、本書では使用例を多数盛り込んで「見て」わかることにも留意しました。
ここに書いてある通り、どんな時にどんなフォントを使うのが良いか、一目で見て分かる構成になっていると感じました。
内容的には初心者向けだがデザインに活かすためには知識が必要
難しい理屈や理論が書かれていないため、間違いなく初心者向けの書籍だと思います。
良し悪しの区別が判断しにくい時、フォント選びについて自信が無い時などの手掛かりにもなるかもしれません。
ただ、難しい理屈や理論が書かれていないということは、言語化による解説が省略されているという意味でもあります。そのため、人にデザインの意図を伝える時には自分なりの言葉でかみ砕く必要は出てきそうです。
例えば、色やレイアウトなどについては全く触れられていないため、フォント以外のデザイン部分はある程度独自で読み解く必要があります。
フォント選びの参考になるかもしれませんが、初心者の方が書籍に書いてあることだけをベースにバナーやポスターをデザインするのは難しいかもしれません。
書籍に書いてあることだけでデザインまでできる人はそもそも経験者になりそう。
非デザイナーの方でも見てるだけで楽しい
例えるなら、美術館に行って展示物の概要紹介があるのを見るのに近い感覚かもしれません。これを見てデザインすることは難しいかもしれませんが、ポスターなどがどのような視点で構成されているか、知るきっかけになると思う。
そういった意味では非デザイナーの方でも見てるだけで楽しめるかもしれません。
以上です。
他の書籍も以下にまとめています。良かったらこちらもご覧ください。