こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!
今回は「フェスティバトル」(以下「フェスバ」)から操作するデバイスごとのUIの違いについてご紹介します。最近はコントローラーでも遊べるスマホゲームが増えてきた印象があります。ゲームによって対応の方法はさまざまなので気になり、調べています。
以下、目次です。
今回は長いので、目次だけでも大まかな情報は得られるようにしています。気になった項目だけ参照するのが効率的かと考えます。
- 対戦中のUIは重点的に対応
- 対戦中は通常攻撃ボタンの表示差分がある
- エモートUIでは選択中の項目に枠が表示される
- 対戦中以外の画面は自由に動くカーソルを使って操作する
- コントローラーのタイプに合わせて表示するボタンアイコンが切り替わる
- 画面説明画像はタッチ操作時の画像を使用
- デバイスは設定画面から手動で切り替える
- コントローラー操作中でもタッチ操作できるのが便利
- バーチャルパッドはコントローラー操作時でも表示される
- (おまけ)キーの割り当て紹介
対戦中のUIは重点的に対応
結論から書くと、「フェスバ」はコントローラーでも遊べますが、対戦中のみ重点的に対応しており、ゲーム全体を通じて快適にプレイできるかという視点で見ると、やや疑問に感じる方針を採られている印象を受けました。
対戦中に絞って対応している理由は恐らく、ソシャゲのように頻繁に更新するゲームの場合、新規機能の実装やそれに伴う各所調整コストが高くなりがちなので、あらかじめ対応範囲を絞ったのかもしれません。
以下、それぞれ補足します。
対戦中は通常攻撃ボタンの表示差分がある
対戦中のUIは以下の通りです。画面右下に攻撃やスキルなどのメインコマンドがまとめられています。
タッチ操作 | コントローラー操作 |
©COLOPL, Inc. ©MIXI | ©COLOPL, Inc. ©MIXI |
©COLOPL, Inc. ©MIXI | ©COLOPL, Inc. ©MIXI |
▲ボタンのアイコンが表示される
UIのレイアウトは大きく変わっていませんが、コントローラー操作の場合、通常攻撃ボタンが新しく表示されているのが分かります。
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▲コントローラーでプレイすると通常攻撃のボタンが表示される
エモートUIでは選択中の項目に枠が表示される
エモートのUIは以下の通りです。
コントローラー操作時をよく見ると選択中のボタンには枠取りがされています。枠が付くことでどの項目が選択中なのか分かりやすくなっています。
タッチ操作 | コントローラー操作 |
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見やすくするために該当の箇所をトリミングします。
タッチ操作 | コントローラー操作 |
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▲選択中の項目には枠が付いている
対戦中以外の画面は自由に動くカーソルを使って操作する
対戦中以外のUIは以下の通りです。横画面の例として対戦終了時の画面を取り上げます。
タッチ操作 | コントローラー |
©COLOPL, Inc. ©MIXI | ©COLOPL, Inc. ©MIXI |
▲コントローラーで操作するとカーソルが表示される
対戦中以外のUIは以下の挙動で統一されているようです。
- 画面内にカーソルを表示する
- コントローラーの左スティックでカーソルを自由に動かせる
- カーソルとボタンを重ねた状態で決定ボタンを押すと、ボタンを押したことになる
という感じです。
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▲画面内を自由に動かせるカーソルが表示される
このようなカーソルを表示するデザインを採用する場合、以下のメリットが考えられます。
- 画面上に表示されるボタンにキー(コントローラーやキーボードの物理ボタン)を割り当てなくて済む
- 画面上のボタンの数が変わってもキーの割り当てに影響がない
- 割り当てられているキーを覚えなくても良く、学習コストが抑えられる
…などでしょうか。
「フェスバ」の場合、カーソルの動きが等速で且つゆっくりであったため、マウス操作と比較してカーソルの動きに戸惑う人もいるかもしれません。
カーソルがゆっくりだと小さいボタンを正確に押せるため、カーソルの速度が速ければ良い、という話ではないのすが、バランスを取るのは難しそうだと感じました。
コントローラーのタイプに合わせて表示するボタンアイコンが切り替わる
コントローラーの入力規格には、一般的にXboxタイプ(Xinput)と PSタイプ(DirectInput)があります。見た限り「フェスバ」が認識するコントローラーもこの2種類だと思われます。
そして、コントローラーの種類に応じて表示されるUIにも変化が見られます。
Xboxタイプのコントローラー | PSタイプのコントローラー |
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▲認識するコントローラーのタイプによってUIも若干変化する
具体的にはボタンなどに割り当てられた各種アイコンが変化しています。
タッチ操作 | コントローラー |
|
|
▲Xboxらしいアイコン、PSらしいアイコンに変わる
画面説明画像はタッチ操作時の画像を使用
画面説明画像はデバイスが変わってもタッチ操作時の画像を使用しています。
コントローラーで遊ぶユーザーから見た場合、正確な見た目ではなくなりますが、多くの人が見た時に理解可能な範疇だと判断したのかもしれません。
実際、これについて不満に感じるユーザーの意見は見かけませんでした。対応を検討していたとしても、優先度は低いのかもしれません。
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▲説明画像はタッチ操作版の画像が採用されていた
デバイスは設定画面から手動で切り替える
入力デバイスは設定画面で切り替えられます。
自動で切り替わるゲームと手動で切り替えるゲームがあるように思えるのですが、判断が分かれる理由はちょっと分からず…。
なんとなく手動で切り替える方が都合が良いことがある気はしているのですが…事情を知っている方がいたら教えていただけると幸いです。
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コントローラー操作中でもタッチ操作できるのが便利
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コントローラーでプレイしてもタッチ操作が可能です。
対戦中はコントローラ操作、対戦が終わったらそのままタッチ操作に移行できる点は便利に感じました。
バーチャルパッドはコントローラー操作時でも表示される
意外だったのはバーチャルパッドのUIです。
コントローラー操作時には不要なはずのUIですが、表示されています。
不要な情報が残っているという視点で見ると最適であるかは疑問ですが、
先に述べた通り、コントローラーで操作していても画面をタップしたら即座にタッチ操作に切り替わる、という実装になっているのが関係しているのかもしれません。
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▲コントローラーのUIとバーチャルパッドのUIが同時に表示されている
(おまけ)キーの割り当て紹介
最後に「フェスバ」のキーの割り当てを紹介します。ゲームジャンルによってある程度の傾向はあると思いますが、改めて確認してみます。
設定画面を見ると以下の3つに分類されています。
- バトル
- アシスト
- チャットパレット
バトルのキー割り当て
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コマンド | 対応キー(PSタイプ) |
通常攻撃 | ○ |
ACTスキル | L1 |
ULTスキル | L2 |
ドロースキル1 | R1 |
ドロースキル2 | R2 |
ドロースキル入れ替え | Lスティック押し込み |
スキルキャンセル | △ |
移動アクション | × |
インタラクト | ⬜︎ |
ギミックアクション | 上 |
ターゲット切り替え | 右 |
ミニマップ | STARE |
チャットパレットを開く | 左 |
アシストのキー割り当て
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コマンド | 対応キー(PSタイプ) |
アシスト1選択/設置 | △ |
アシスト2選択/設置 | ○ |
アシスト3選択/設置 | × |
復活アシスト選択/設置 | ⬜︎ |
アシストキャンセル | R2 |
アシスト回転 | R1 |
ズームイン | L1 |
ズームアウト | L2 |
チャットパレットのキー割り当て
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コマンド | 対応キー(PSタイプ) |
選択肢上/左移動 | 上 |
選肢下/右移動 | 下 |
パレット入れ替え | 右 |
切り替え/決定 | 左 |
閉じる | △ |
以上です。
タッチ操作、コントローラー操作に対応する際の参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
権利者さまへ
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「フェスティバトル」のガイドラインを確認したところ、ゲーム画面の投稿がブログに利用可能な旨が書かれていました。
主な参照箇所を抜粋します。
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