ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「404 GAME RE:SET-エラーゲームリセット-(エラゲ)」架空の端末を取り入れたゲームならではのスキューモーフィズムなデザイン

こんにちは!ちょこです!

このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!

 

今回は「404 GAME RE:SET-エラーゲームリセット-」(以降、エラゲ)からADVパートのUIデザインをご紹介します。ゲームならではのスキューモーフィズムを感じました。

以下、主な特徴です!

 

チャットアプリを模したデザイン

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©SEGA

「エラゲ」のADVパートのデザインはLINEなどのチャットアプリを模したデザインです。

ユーザーに広く認知されているデザインを用いることで、ユーザーが理解しやすいデザインになっていると感じました。

 

ログが見えるデザイン

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©SEGA

「エラゲ」のようなADVのデザインの特徴として以下の3点があげられます。

  1. 直近の会話ログを確認しながら会話を進めることができる
  2. 短いセリフでテンポよく進めることができる
  3. 短いセリフの読み飛ばしを予防できる

 

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©SEGA
また、チャットアプリのデザインだと、キャラの演技や表情が見えにくい、という弱点は画面左右にあるスクリーンにキャラを投影させることで補っていました。

このようなデザインは見た記憶が無かったため、面白いデザインだと感じました。

 

架空の端末感

端末が透けている

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©SEGA

端末のUIも見てみたいと思います。

ぱっと見た印象では、デジタル空間の物体であることを表現するためのデザインになっていると感じました。具体的な理由は以下の2点です。

  1. 背景が透け、厚みが感じられないデザイン
  2. ノイズが掛っており、実在しない物体に見える

 

 

側面の物理ボタンが無い

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©SEGA

端末のUIが半透明だったり、ノイズが掛かっているのは分かりやすい足し算のデザインです。

端末の側面のボタンが描かれていない、という引き算のデザインが採用されていたのも興味深いと感じました。

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©SEGA

こちらはチュートリアル中に登場する、現実世界の端末です。

 

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©SEGA

端末の左右側面にボタンが描かれていることがわかります。

 

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©SEGA

ADVの端末を再度確認してみると、現実世界の端末にはあったボタンが描かれていません。

このようにユーザーに僅かな違和感を覚えさせ、どこか現実感が無いデザインに仕上げられています。

「デジタル空間に存在する、現実にはない架空の端末」というデザインをしっかりと作り込んでいるように感じました。

このようなデザインはゲームならではのスキューモフィズムなのかもしれません。

 

 

以上です。
現実世界には実在しないUIパーツをデザインする際の参考になれば幸いです。

このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

 


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