こんにちは、ちょこきなこです。
「大三国志」をプレイしてて気になった文字があったので調べてみました。
この画面と…
この画面。
上の画面は「タイトル画面の見た目を変える設定画面」です。
兵臨城下、撥雲見日、率土之浜の3つから選べます!へー。
ダンまちのアプリでもありましたね。
2つ目の画面は「ロード画面」です。読めません…。
これ、たぶん意味分からん人多いと思うんよ。
折角なので調べてみました。
1:兵臨城下の意味
ロックワークス株式会社、ブラウザゲーム「三国 兵臨城下」の日本展開名を「Web三国志 危機一髪」と発表 | ロックワークス株式会社のプレスリリース
中国で「城の下は敵の兵士であふれている」という意味のことわざで、そこまで危機が迫っているという意味
『レルムクロニクル』大規模アップデート「騎士団クエスト」開放!メインクエスト第一部完結編10章「兵臨城下」実装! - ゲームギフト
「ことわざ」で調べたのですが、よくわからず…。
というより四字熟語に近い気がする?ニュースとかで普通に使われているようなので、一般的ではある様子。
「城の下は敵の兵士であふれている」という言葉通りの意味ではなく、
「後がない」「火の車」「危機的状況」なのかなー…。
3つの中では最も頻出したのと、ほかのゲームでもよく使われていました。
2:撥雲見日の意味
心配ごとがなくなって、将来に希望がもてるようになること。
「撥雲」は日の光を遮る暗く厚い雲が晴れるということで、心配ごとがなくなることのたとえ。
暗い雲が晴れて日の光がさすという意味から。
「雲を撥き日を見る」とも読む。
出典は不明でした。無念。
類語に「開雲見日」というのがあるみたいなのですが、そっちは出典が「『後漢書』「袁紹伝」」でした。
3:率土之浜の意味
国中。世界のあらゆる場所。
「率土」は全ての土地という意味。
「浜」は地がなくなる場所、地続きになっている陸の果て。
出典は「詩経」小雅・北山、というものらしい。自分は読んだことないです。
中国の人はなんとなく知ってるのかな。
4:溥天之下 莫非王土 率土之濱 莫非王臣の意味
「溥天之下 莫非王土 率土之濱 莫非王臣(“溥天の下、王土に非ざるは莫く、率土の濱、王臣に非ざるは莫し”。この空の下に王のものでない土地はなく、地の果て(浜辺)まで王の臣でない人間はいない)」
これも「詩経」から。
というわけで、造語というより昔の権威ある言葉を使っている様子。
なぜこの言葉を選んだのか、までは分からず…。
歴史的な文脈、文化が関係している可能性もあるのでまた出てきたら調べてみます。
まとめ
「分からないことは調べよう!」
今回のデザインは直接UIで活かすことは無いと思われますが、デザイナーとして、分からないこと、知らないことはなるべく知ろうと努力した方が良いと思っています。
例えば、古地図やコインなどといったものはアイテムのモチーフとしてよく登場するので、そういったものを調べると良いと思います。
あとは、以前より中国系のタイトルが入ってきているので、なんとなく知っといた方がよりゲームを楽しめると思います。