こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「IDOLY PRIDE アイドリープライド」のアイドルの汗の表現について紹介します。
「IDOLY PRIDE アイドリープライド」ではアイドルが踊ると汗をかく演出が実装されています。
汗が確認できる場面はいくつかあるのですが、事例となる画面をひとつ紹介します。
こちらです!こちらはライブ中の画面です。
ライブ途中で汗の表現が!
ライブ開始直後には汗はかいていないのですが、ライブ中盤以降になると汗をかいている表現になります。
こちらがライブ開始直後の表情で…
こちらがライブ終盤の表情です。
分かりやすいようにそれぞれ大きくします。
このように汗が光っていたり、髪の毛が乱れているのが特徴的です。
こういった汗の表現はアイドルをモチーフとしたゲームでは初めて見ました。
リザルトやホーム画面でも汗の表現が見れます!
他にも汗が確認できる場面として、リザルト画面とホーム画面があります。
まずリザルト画面はこちらです。
ライブ終了後の控え室という設定ですね。
このように汗の表現が確認できます。
こちらはホーム画面です。
普段見せない真剣な表情でアイドルがダンスの練習をしています。
こちらでもこのように汗の表現が確認できます。
ユーザーの反応も良い!
以前、汗の表現についてブログ内で提案したことはありましたが、まさか実際に実装するアプリが出てくるとは思いませんでした。
「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」アイドルだって汗くらいかいてもいいと思うよ! - ゲームアプリのUIデザイン
個人的には汗があることでアイドルの存在感、リアリティが増すと感じています。
また、Twitterで「アイプラ 汗」で検索した限り、プレイしているユーザーからの評価も高いことがうかがえます。
CEDEC2021の講演でも触れる予定!
運営側も汗の表現には力を入れている様子が感じ取れます。
例えばApp Storeのゲームの紹介文にはこのようにあります。
アイドルの“汗の表現”や、カメラワークにこだわった3Dライブパートは必見!
またCEDEC2021の講演でも多少なりとも取り上げるみたいです。
CEDEC2021: 「IDOLY PRIDE」の3D美少女キャラクターを魅力的かつ効率的に制作する手法
また、動的な顔形状の制御や、本作の特徴のひとつの「汗表現」といった挑戦も行っているので、このような取り組みについてお伝えします。
キャラクターの存在感を高めるための参考になれば!
今回は以上です。
UIデザイナーはボタンやバナーなどのパーツを作るだけではありません。
ゲームの世界観を伝えることや、没入感を高めることも求められます。
「IDOLY PRIDE アイドリープライド」で汗の表現を実装したことはゲームの世界観を伝えることや、没入感を高めることに寄与していると考えます。
実際に汗の表現を実装するためのデータを扱うことは少ないかもしれませんが、 チーム全体として取り組めると良いのかもしれません。
今回は以上です!
キャラクターの存在感を高めるための参考になれば幸いです。
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