こんにちは！ちょこです！
このブログでは「ゲームUIを見てみよう！」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです！
今回は「麻雀一番街」から翻訳された画像素材について紹介します。ちょっと不思議な実装になっていたのでなんでだろうな、と思った話です。特にオチは無いですが、UIデザイナーとしては気になった次第。
以下、主な特徴です！
グランプリと毎日大会とで翻訳対応に違いがある
「麻雀一番街」で大会戦の画面に入ると、グランプリと毎日大会で分かれています。
| グランプリ | 毎日大会 | |
| 日本語 |  |
 |
| 英語 |  |
 |
| 繁体字 |  |
 |
| 簡体字 |  |
 |
| 韓国語 |  |
 |
こちらに表示されている画像を見ると、グランプリの方は漢字を中心にしたデザインになっており、毎日大会の方は各言語ごとに翻訳されていることに気付きます。
一見するとグランプリの方は全く翻訳されてないかと思ったのですが、左上の帯を見るとしっかり翻訳対応していました。
翻訳されていないなら、それはそれで意図的か対応漏れが考えられるのですが、すでに翻訳済みの画像があるにも関わらず、対応が分かれている例はあまり見たことないかも…。
翻訳漏れに見えてしまう？
個人的には全てを母国語に変換する必要はないと考えています。
例えば、タイトル画面の「Tap to Start」などは無理に日本語に翻訳しない方が良いと思います。日本語に翻訳するのは手段であり、目的は情報を正しく伝えることだと考えます。
ただ一方で、程度と該当箇所次第ではダークパターンにも見えてしまうケースも懸念されます。
1つ目のUntranslationとは、ストアで現地語（日本語）で提供されていることが明記されていても、アプリの一部または全部が、それを使う人にとってなじみのない言語（日本語以外）で書かれているデザインパターンを指す。アプリ内の説明の一部が日本語以外で書かれており、読み飛ばしや読み間違いを誘発する可能性がある。
ユーザーだます、悪意あるUI「ダークパターン」 日本のアプリでどのくらいあるか 東工大が調査：Innovative Tech - ITmedia NEWS
「麻雀一番街」をプレイするユーザーは東アジア周辺を想定されているため、漢字で書かれていても大きく影響はないと思われますが、画像の翻訳対応については説明できていませんね…。
以上です。
もしかすると将来的にこの謎は解けるのかもしれませんが、今の自分では十分な説明ができませんでした…。今回は事例の共有までとし、これを見て下さった方、各々が理由を推測するきっかけになれば幸いです。
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