こんにちは、「アプリゲームUIデザイン」のちょこきなこです。
なぜ!見出しが右上にあるのか!
いろいろ考えてみたのですが!!
分からず!!!!
まず、右上に配置するのは割と稀有です。
UIのことを知らない人のために説明すると、Zの法則とかFの法則と呼ばれる基本的なルールがあります。
と、このように基本的には見出し的なものって左上にあるのが多いです。なんとなくその方が落ち着くというか…。
情報は文字と同様に左から右に、上から下に、って並べ方が基本になります。
まぁ、基本ってだけで別に法律でもなんでもないので右でも下でも良いんですが、そうする理由があってこそです。
で、今回はそれが分からず!!!
おそらく左側に寄せるとレイアウトが苦しくなるとか、そういった類だと思います。というのもこのタイトルでは見出しの優先度を低く扱いたかったのかもしれません。
ちょっと下の画面を見てください。
例えばガチャ画面だと見出しは省略しています。(これはこれで一貫性という意味ではちょっとよろしくはないのですが…)
…。
……。
この辺で思考が一周しまして…、
もしかすると、これから見出し的な情報の表示優先度は低くなるのかもしれません。
見出しがあるのも、ある種パンくずリストの影響を強く受けているのかもなんですよね。迷子にならないように見出しがついているのであって、迷子にならなければこういった見出しは不要になるのかも。
それにUIの定説ってしばしば変わります。最近だと「マジックナンバー7」なんかが有名かも。
今だと4±1くらいみたいです。人間、指の数以上は覚えてられない、的なことなんですかね。
他にも、一番最初に書いたFとかZのドラゴボみたいな法則も限定的な法則でして、ゲームUIにおいて必ずしも作用しているとかと言うとそうでもないんですよね。例えば…
〉全て異なるタイトルだが、全てにおいて視点は中心から始まっている事がわかる。
とあります。「つまりゲーム中は大体真ん中みてるみたいです。いちいち左上からスクリーニングしません。」という話です。
これは体験として腑に落ちますし、紙と比較してTV同様に次々と目まぐるしく画面が切り替わるゲームでは中央見ますよね、そりゃあ。
ということで見出しが右上にある理由はやはり不明ですが、あまり既存の理屈を建前にしてレガシーなことやっていても新しいものは生まれません。
デザインする幅を広げられるように、右上に見出しを配置したデザインもある、ということを覚えておこうと思いました。