ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「戦国アスカZERO」画面遷移演出があるとメリハリが生まれる

こんにちは!ちょこです!

 

 「戦国アスカZERO」の画面遷移の演出が良かったので紹介させてください!

 

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まず最初は襖のデザインです。

こちらはゲーム中にロードが挟む場面で多く登場します。

動かすとこんな感じです。

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▲まぁまぁな勢いで開閉する

閉じる時に襖がずれるのは、演出上の表現ですが勢いが表現されていると感じます。
勢いを付けたかったのは恐らくゲームの世界観的に「元気の良さ」「動き」などを表現したかったのかな、と思います。

戦国モノで、基本的に誰かと戦うゲームシステムなので、静的な表現より、動的な表現が求められる場面なのかな、と推測します。

世界観を意識しつつ、ゲーム性を考慮した演出だと感じました。

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▲勢い余って向かって左側の襖の隙間が空いてる(細かい)

 

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これだけ見ても伝わらないですね…。扇です。

バトル中のwaveとwaveの間に表示されます。

動きで見るとこんな感じです。

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▲敵を全滅させて次の戦闘の間に表示されます

先ほどの襖と違って柔らかい表現になっています。
前半はゆっくり動いて後半は動きが速くなっていること、円を描く動きになっていることなどが特徴的です。

なぜ柔らかい動きを採用しているか?
バトル中はユーザーは勝敗が気になり緊張状態が続きます。また、表示する情報も多く脳が疲れる傾向があります。

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▲バトル中。展開が目まぐるしく変わる

 

なので、ゲームとしてメリハリを設けるために柔らかい演出を採用したのかな、と推測します。
 

城門

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最後に城門です。バトルに入る前に表示されます。 

動きで見るとこんな感じです。

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この演出に関しては、他2つと比較して特に意図がよく分からず…。
なんとなく開発初期に作られてそのままリリースされた流れ、という気がしなくもない…。

戦国を舞台にした城門にしては簡素なのでどこか江戸っぽさを感じてしまったり、門を抜けても城内ではないところで戦い始めたり、とチグハグさが先に来てしまいます。

その上で面白いと感じたのは

  • カメラが上から下に入ってくるところ
  • 武将が鬨の声を上げてユーザーを鼓舞する演出があること

でした。

場面転換としてのメリハリやバトルに臨む前の雰囲気作りに寄与していると感じました。

 

以上です。

このように「戦国アスカZERO」ではそれぞれの場面で画面遷移演出が用意され、丁寧に作られていると感じました。

 

暗転させて「Now Loading...」を表示するだけでも良いかもしれませんが、ゲームのメリハリを演出することもできるので選択肢としてあっても良いのかな、と思いました。