ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ブラックスター -Theater Starless-」ゲームUIの情報設計の学習には、なんだかんだで既存のゲームをたくさん触る必要があるという話に落ち着いて

こんにちは、ちょこです。

 

「ブラックスター -Theater Starless-」、通称「ブラスタ」のストーリーを読むかどうか確認するダイアログで登場人物の情報が表示されるのですが、そこにプレイヤーの有無も表示されているのが興味深いです。 

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▲自分自身が表示されているのが興味深い

 

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▲自身がないパターンもある

 

この情報を表示する有用性を検討してみたのですが、おそらく所謂UIの教科書的なものでは検討されておらず、時間が経つにつれ、ユーザーのニーズが汲み取れた類の情報なのかな、と思います。

ちょっと言語化が上手く行ってないのですが、例えばキャストのプロフィールなんかが近いかも。

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今ではキャラクターを魅力的に見せるためにこういった情報があった方が良い、と考えることは自然です。

ただ、それぞれの項目について評価することは難しいと思います。

 


例えば…

・血液型を決めることにどういった意味があるのか?

ということを合理性をもって説明することはかなり困難です。

 


自分が説明するとしたら…

  • このゲームはショーレストランがモチーフになっている
  • 調べた範囲だと、現実のショーレストランのキャストのプロフィールには載って血液型までは載っていないことが多い
  • ここはリアリティよりもゲームとしての面白さを優先したい
  • 日本人は血液型によって性格をカテゴライズすることがある
  • 血液型や誕生日からユーザーとの相性を占うことができる

などかな…。

 

結果論というかこじつけです。論理的ではないです。
また、仮にプロフィールの項目に過不足があるかどうかを検討するとなったら…

  • キャストのプロフィールページを参考にする
  • 利き腕や出身地など、ユーザーとキャストの会話のきっかけになりそうな項目にする

とかかな…。

基本的にはユーザーが求める情報を表示します。

 

 

話を戻します。

 

つまり、ストーリーに登場するキャストを表示することもそこに繋がります。
客観的な利便性や合理性ではなく、ユーザーが主観的に求める情報の類です。

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以上です。

ゲームの情報設計を検討する際に、こういった暗黙知といったものがたくさん存在します。

なので、ジャンルに関わらず広くゲームをプレイすることが求められます。

 

できるだけ多くのゲームをプレイして、観察して分析することが大事なのかなと思います。情報設計の学習の参考になれば幸いです。