ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ユージェネ」 ゲームの没入感を高めるためのマイクロコピーの採用例

こんにちは!ちょこです!

 

今回は「ユージェネ」のマイクロコピーについての事例紹介です!

ゲームUXライティングの参考になれば幸いです。

 

該当の箇所はこちらのプロフィール画面です!

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この画面の中に「ロイド起動日」とあります。

こちらが今回紹介したいマイクロコピーです。

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ロイドって何?

「ロイド」とはゲーム内の用語で、プレイヤーのアバターを指します。

デフォルトではこのオレンジのメカが「ロイド」です。

プレイヤーはこのアバターでマップ上を歩いたり、敵である「アイズ」と戦うなどします。

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▲これが「ロイド」です。

 

 

「ロイド」ついてもう少し説明します。

ゲーム内のヘルプによると以下の説明文がありました。

キミに備えられた武器は、アイズを倒すことができる唯一の手段だ。
また、キミに内蔵されたエール図鑑は、復元したエールを登録していくことができる。

どちらも、ボクたちの活動に欠かせないチカラだ。

です。

ここで書かれている「キミ」とは「ロイド」と言い換えても良さそうです。

 

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以上が「ロイド」についての説明です。

 

 

ゲーム内用語を使い、没入感を高めている

この「ロイド起動日」ですが、一般的には「ゲーム開始日」と言い換えられます。

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あえてゲーム内用語を採用することによって、ゲームプレイ中の没入感を阻害したくない、という意図が感じられます。

 

「一般的名詞の方が分かりやすくないか?」と思われるかもしれないのですが、「ロイド起動日」であってもゲームをプレイしているユーザーに意味は通じます。

ユーザーがゲームを始めたことだと強く認識するマイクロコピーになっているのかな、と感じます。

 

 

やりすぎには注意が必要

ただ、あまり世界観に寄せたテキストばかりだと学習コストや認知コストが負担になってしまいます。

「ユージェネ」のように項目が1つ、あるいは強く訴求したい項目のみであれば許容されるのかな、と感じます。

 

以上です。

このように項目の名前を少し工夫するだけで、ゲームの没入感を高めることができます。ゲームの没入感を高めるために、マイクロコピーを検討したい際の参考になれば幸いです。