ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ブラックスター -Theater Starless-」自己紹介するまでキャラ名を伏せ字にしていた。そんなわけで周年イベントで誰が誰だかわからん…

こんにちは、ちょこです!

 

「ブラックスター -Theater Starless-」、通称「ブラスタ」のアドベンチャーパートなのですが、自己紹介されるまでは話者名が伏せ字になっていました。

ああああああああ

チュートリアル中はほとんどのキャラが伏字

 

ああああああああ

▲自己紹介されていないとイベント中でも伏字

 

 

ゲームだとしばしば見ますよね、こういったデザイン。
このように伏せ字にする理由は…

  • ユーザーと同じ目線でゲームを進行させたい

が主だと考えます。

自己紹介カットインが入ると伏せ字ではなくなります。

ああああああああ

基本的に、姿を見てから名前が分かるようになっています。
これは現実と同じ理解のプロセスです。専門用語で言うと段階的開示を用いています。

ゲームの主人公は世界に対して無知か、記憶喪失をしていることが珍しくありません。これは主人公の理解度とプレイヤーの理解度を合わせるという意味で有用です。

 

名前を伏せるデザインをUIとして評価する場合、世界観の没入に貢献しているのではないか、と考えられます。

 

ただ、徹底されているわけではなさそう。状況によっては単純に分かりづらいものになっています。

例えば周年から始めた人はこんな感じの会話シーンを見ることに…

ああああああああ

▲誰が何言ってるのか全然分からん

 

これが意図した挙動なのかは判断しかねるのですが、開発側の拘りは感じられます。
これを避けたいのであればチュートリアルで全員紹介するのが分かりやすい対処方かな…。あるいは割り切って分かりやすさを優先して表示して欲しいかな…。

話者名を伏せ字にする実装はしばしば見かけるので、どう切り分けるかの参考になれば幸いです。