こんにちは、ちょこです!
このブログでは何度か紹介させていただいているエンプティステートです。
なぜか海外タイトルで採用されている割合が高いです。文化圏によるメンタルモデルの違いがあるのかな…?
「Food Fantasy フードファンタジー」で該当する画面を2つ紹介します。
一つ目はチャット欄でコメントがない時。
該当箇所を抜き出すとこんな感じです。
もう一つは自身のプロフィールにある伝言板です!
抜き出すとこんな感じです。
なんだか…どちらもあまりエラーと関係ないグラフィックの様な気がしないでもない。
「エンプティステート」は本来は情報が何もない時に表示するものではありますが、エラー画面のような場所に表示することも多いです。
理由としてはユーザーのストレスの緩和です。
例えば404エラーを想像すると分かりやすいかもしれません。
ですので「情報が空である」という部分だけではなく、
「それがユーザーのストレスになるか、期待結果に沿うものかどうか」 という部分も重要視するのが良いのかなと思います。
「Food Fantasy フードファンタジー」のエンプティステートを見ると、コメントが無いという場面ではありますが、そこまでストレスは感じないんじゃないかな、と感じます。
スタミナがない時に顔文字が使われていましたが、そっちの方が期待結果に添えていない分、ストレスに感じると思います。
以上です。
改めて整理すると、エンプティステートを使う際は…
- 情報が空である
- エラー表示である
この2つを評価軸にした上で、
- ユーザーがストレスを感じるか
- それはどの程度か
という部分で優先度を考えると良いのかもしれません。
エンプティステートを実装する際の参考になれば幸いです。