こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「三國志 覇道」の内政画面の時間変化の表現について紹介します!
該当の画面はこちらです!
日中はこんな感じの見た目になっています。
日中のビジュアルは風の表現に注目
雲が薄く伸びていることから、上空では風が強く吹いている様子が伺えます。
同時に、建物からの煙は垂直に立ち昇っている様子から、地上近くでは風は吹いていない様子が伺えます。
このような風の表現から、穏やかさを含めつつ、戦乱の時代の躍動感が感じられるビジュアルのように感じます。
また、画面の情報の疎と密があるため
空の面積が狭いにも関わらず、圧迫感が無く、清涼さも感じられます。
情報量が多いものの、その多さが感じられないビジュアルになっているため、見ていて飽きが感じられないデザインだと感じました。
夜間のビジュアルは空が明るい
続いて夜間のビジュアルを紹介します。
夜間の時間差分はこんな感じです。夜なのに空が明るいのが大きな特徴かと思います。
空の部分を切り抜くとここまで夜空が明るく描かれています。
ここだけ見ると夜には見えないのですが、全体を見たときに夜だと認識できるように構成されているのが凄い…!
夜に大規模な停電を経験したことがあると実感として分かるかもしれませんが、
停電になると普段より星が多く見えたり雲がはっきり見えます。
三國志の時代は夜の光は小さかったはずです。
空を明るく描くことで、その時代の夜を表現しているように感じます。
ゲームの中で時間経過をする表現を取り入れることで没入感を高める
このように「三國志 覇道」では、リアルの時間帯に合わせて、ゲームの中でも時間経過している様子が描かれていました。
現実の時間経過と、ゲーム内の時間経過を関連付けることで…
- ゲームへの没入感を高める
- 見た目が変化することで、ユーザーに刺激を与える
- 「夜襲を仕掛ける」といった際に、現実の時間とゲーム内のビジュアルが一致しているためより臨場感のあるゲームプレイになる
…と、いった印象を受けました。
必須ではありませんが、ゲームの没入感を高めるための工夫のひとつになるかもしれません。
以上です。
ゲームの中に時間経過を取り入れていれようと検討している方へ、事例と表現の参考になれば幸いです。