ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「IDOLY PRIDE アイドリープライド」外が見えなくても室内の光を工夫することで時間帯の表現が可能!

こんにちは!ちょこです!

 

このブログでは「ゲームのUIを見てみよう!」というテーマでゲームを紹介しています。

少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。

 

今回は「IDOLY PRIDE アイドリープライド」の部屋の様子が時間帯に合わせて変化しているデザインを紹介します。

「それってUIなの?」を感じるかもしれませんが、
ボタンを作ったり、画面をレイアウトするだけではなく、ゲームの没入感を高めるのもUIの役割の一つです。

 

該当の画面はこちらです。
メインコンテンツであればどこでも良いのですが今回は「アイドル」の画面を例にします。

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昼夕夜の3パターンの時間差分!

「IDOLY PRIDE アイドリープライド」では、
以下の3つの時間差分が用意されていました

  • 日中
  • 夕方
  • 夜間

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背景が見やすいようにUIを非表示にします。
まずは日中の表現です。

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次に夕方です。
先ほどの日中の表現と比較して、

  • 全体的に赤味がかっている
  • 天井付近が暗くなっている
  • 影の向きが変わっている

などに違いが表れています。

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最後に夜間の表現です。
夕方と比較して以下の変化があります。

  • 赤みが抑えられ、青みがある
  • 天井付近がより暗くなっている
  • 足元に影が落ちている

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このように、主に部屋全体の光やキャラクターに当たる光の色、影の色、影の向きなどで時間差分が表現されていました。

 


大体のゲームは外の景色が見える背景だった!

他のゲーム、例えば「CUE!キュー」では景色が分かりやすいように、大きな窓が背景にありました。

キューのホーム画面です

 

キューのホーム画面です

 

 

「スタースマッシュ」でも同様の表現です。
こちらも外の景色がよく見えるように、大きな窓が背景にあります。 

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室内の光だけで時間差分を表現している!

これに対して「IDOLY PRIDE アイドリープライド」では、
外が見えない部屋の場合、室内の光だけで時間差分を表現しています

直接的ではないため差分表現には気付きづらいですが、丁寧に光の表現を積み重ねているように感じました。

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外が見えなくても、室内の光を工夫することで時間帯の表現が可能!

以上です。

没入感を阻害しないため、現実世界の時間帯とゲーム内の時間帯を合わせる表現はしばしば見かけます。

その際に、外の景色が見えるような背景を用いることが多いです。

 

しかし、表現を模索する中で「IDOLY PRIDE アイドリープライド」の背景のように、窓の外が見えないデザインを採用することもあるかと思います。

そういったデザインでも、室内の光を工夫することで時間帯の表現が可能です。

 

ホーム画面などで時間差分をデザインする際の参考になれば幸いです。

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また、時計の時刻も現在の時刻に合わせて変化していました。

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