こんにちは!ちょこです!
このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマで毎日ゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。
今回は「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」、通称「魂の絆」の言語別のロゴを紹介します。多言語のロゴデザインを行うことは稀ですが、稀だからこそ参考資料が少ないです。
該当のロゴはこちらです。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」の場合は以下の4つの言語対応がされています。
- 日本語
- 英語
- フランス語
- 繁体字
それでは一つずつ見ていきます。まずは英語版です。
1:日本語版
これが基準となるロゴだと思います。主な要素には以下でしょうか
情報量多い…!
すっきり見えてたので全然気づかなかったのですが、3つのロゴで構成されています。
ここで最も目立たせる情報は「魂の絆」であると考えられます。
そのため、最も可読性の高いコントラストである白黒で文字部分を構成し、文字の配置も最前面に配置しています。
最背面には「魂の絆」を象徴するマークが大きく表示されています。
これらの工夫により、ロゴを小さく表示した場合でも「魂の絆」というコンテンツを認識しやすくなっていると考えられます。
2:英語版
英語版はこんな感じです。
「ダイの大冒険」が「THE ADVENTURE of DAI」、「魂の絆」が「A Hero's Bonds」となっています。
よく見ると「THE ADVENTURE of DAI」のグラデーションの向きも上下ではなく斜めになっています。
これは恐らくビジュアル面を考慮してのデザイン調整ではあると思います。
さらによく見ると、文字列を置き換えるだけではなく、竜の紋章、ドラゴンクエストロゴが少し小さくなっています。
こちらは全体を俯瞰して見たときの情報の優先度の調整とかでしょうか…。
かなり細かく調整しているんですね。
もっと細かく見ると®(商標登録)と™とで表記が分かれています。
これは将来的な配信国を想定して、日本語以外のロゴはTMを利用しているのかな…。
®™および登録商標の違い-何のために表示する?無くても良い?の疑問に答えます。 - 商標登録出願の案内
なかなか興味深いデザインでした。
続いてフランス語版です。
3:フランス語版
フランス語版は以下のデザインです。
結論を言うと英語版と同じデザインであるようです。
4:繁体字版
最後に繁体字版のロゴを見てみます。
それぞれ「ドラゴンクエスト」が「勇者鬥惡龍」、「ダイの大冒険」が「達伊的大冒險」、「魂の絆」が「燃魂羈絆」になっています。
日本語版と比較するとこんな感じですね。
文字部分は置き換わっていますが、背面の竜の紋章や絆などのロゴマーク部分はそのままです。
以上です。
それぞれの言語のロゴを並べるとこんな感じです。
多言語対応をする場合、ロゴをデザインすることもあるかと思います。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」では文字列の置き換えだけではなくだけではなく、ロゴマークのサイズ調整や文字のグラデーション調整など、全体のビジュアルを整えることも行っていました。
他言語のロゴを作成する際の参考になれば幸いです。
このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。
このページで利用している株式会社スクウェア・エニックスを代表とする共同著作者その他権利者が権利を所有する画像の転載・配布は禁止いたします。
©三条陸、稲田浩司/集英社・ダイの大冒険製作委員会・テレビ東京
© 2021 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. © 2021 DeNA Co.,Ltd.
権利者さまへ
以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-」のガイドラインには個人ブログの利用に関して許諾する旨の記載がありました。
ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆- 動画・生配信・画像投稿に関するガイドライン
株式会社スクウェア・エニックス(以下「弊社」といいます)の提供する『ドラゴンクエスト ダイの大冒険 -魂の絆-』のプレイ動画(ゲーム内BGMを含み、以下「プレイ動画」といいます)の投稿、生放送配信、および画像投稿は、個人使用の目的に限り、以下に定めるガイドラインに従いご利用いただけます。
これによりゲーム画面のスクリーンショットの投稿についてはガイドラインに従った前提で許可されている認識でおります。
画像利用、記事の内容について問題がありましたら、お手数ですがご連絡ください。
速やかに対応いたします。