ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「リバース:1999」UTTU閲覧ガイドに書かれている人物のサイン演出がすごかった/Pandora Wilson(パンドラ ウィルソン)って誰さ?

こんにちは!ちょこです!

このブログでは「ゲームUIを見てみよう!」というテーマでゲームUIを紹介しています。少しでもゲームUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです!

 

今回は「リバース:1999」からこだわりの文字アニメーションの事例をご紹介します。

UTTU閲覧ガイドページの中に不思議な文章があり、それを丁寧に読んでいると不意にアニメーションが表示されました。

以下、概要です。

 

じっくり読ませる文章と不意を衝くアニメーションの組み合わせ

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「リバース:1999」のキャラ図鑑の中にUTTUの閲覧ガイドのページがあります。
このページが存在する理由はいまいち分からないのですが、個人的には今のところ独特な世界観を構成する要素のひとつとして捉えています。

ページ下部までスクロールすると、じわっと文字が表示される演出が仕込まれていました。

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表現自体はwebページでよく見かけるのですが、使いどころが上手いと感じました。

補足します。
この画面で書かれている文章はプレイヤーには意味不明で若干の読みにくさがあります。だからこそ意味を理解しようとゆっくり読ませように誘導されます。

文章を読むことに集中していると、空きスペースが表れ、そこに文章が浮かび上がるデザインです。

空白の違和感⇒浮かび上がる文章⇒サインが書かれる演出

という刺激を短い時間で与え、それまで文章に集中させていた「静」に対して効果的に「動」を使っているようにも感じました。

 

サインのアニメーションが凝っている

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ページ下部に表示される人物らしきサインのアニメーションもめちゃくちゃ凝っていました。個人的に好きです。

これ…ある程度細かくパーツを分解してマスクでアニメーションしてるのかな。
1フレームごとに細かく調整しないと綺麗にならないので、デザイナーのこだわりが垣間見えます。

 

書かれている文章の紹介[参考資料]

最後にこのページで書かれている文章を紹介します。
ゲームをプレイしているユーザーに対して説明しておらず、ゲームの中に存在する人物に対して説明されています。メタ的な発言がないためか、プレイヤーには理解しにくく、世界観の魅力に触れられる文章になっていると感じました。

雑誌『UTTU』へようこそ。

このページを読み飛ばさないでください。
他の凡庸でくだらない、ごくに役立たずで言い古された扉ページと違い、これは重要です。

 

1.『UTTU』の真実性を疑わないでください。実在する神秘学家の実体験のみを語っています。

2.『UTTU』は、1冊あれば充分。シーズンパスを購入すれば、毎月15日に雑誌の内容が更新されます。

3.内容が更新される際、『UTTU』 雑誌本体をキャビネットや暖炉の薪の下に置いてください。薪に火をつけたり、またはライトをつけたりはせず、2.7メートル外に離れて10~15分お待ちいただければ更新完了となります。更新期間中、縫う音や這う音が聞こえる場合がございます。

4.芸術品のインタービューコラムに困惑しないでください。芸術品は芸術品であることだけは、ご承知おきください。彼らは生きていたり、すでに死んでいることもあり得ます。伝える価値のある人は皆、芸術品になることができるのです。

5.インタビュー記事を読んでいると、時どきページの中からいい香りがしますが、これは正常な現象です。

6.動く写真にいちいち驚かないでください。またイベント写真にブラックコーヒーやマッチを近づけないでください。

8. 火気の近くでUTTUを読まないでください。神秘学の雑誌とはいえ、耐火性はありません。

9. 第8条とは相反し、『UTTU』は耐水性があります。ただし、長時間水に浸すようなことはしないでください。もし不注意で雑誌を長時間濡らしてしまった場合は、十分な量の殺虫剤をご用意ください。

10.第7条がどこへ行ったのかは聞かないでください。

11.別紙の中でナイトメアの買取に関する広告を見つけても、決してそこに電話をかけたり、捕まえようとはしないでください。お子様が異常を訴えた場合は、就寝前にミルクキャラメルを1個食べさせてください。

12.どうか『UTTU』と楽しい時間を過ごしてください。

 

私たちは影の中で立ちすくみながら、誰も知らない物語を語る。
まるで暗闇に光る誘蛾灯のように、
沈黙を織り込みながら。

 

以上です。
文字アニメーションの使いどころの参考になれば幸いです。

 

このブログではこのようにゲームUIついて簡単にまとめて紹介しています。
他のゲームUIも紹介しているので、もし良かったら他の記事も見て行っていただけると嬉しいです。

 


権利者さまへ

以下はコンテンツ利用に関する認識の説明です。
「リバース:1999」のガイドラインを確認したところ、以下の記載がありました。

ガイドラインを遵守していただければ、当社の許諾を得ていただく必要はございません。

第4条 許容される派生品創作活動の範囲

ガイドラインに反しない範囲で、派生品創作活動を行ってください。
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(1) イラスト、マンガ、ガレージキット、人形などの3D作品の制作、展示、配布
(2) 同人誌及び同人グッズ(電子版を含む)の制作、展示、頒布及び公開
(3) コスプレ衣装の制作、展示、販売
(4) コスプレ写真・映像のウェブ上での配信、展示、放映、発表
(5) ゲームのプレイ動画の投稿、配信(生放送を含む)、及びスクリーンショット等の画像の投稿
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リバース:1999 公式サイト

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リバース1999のコンテンツ利用ガイドラインです。2023年10月25日更新版です

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