こんにちは、「アプリゲームUIデザイン」のちょこきなこです。
「イケメン戦国 時をかける恋」の主人公の姿について考えてみます。
これ系のゲームって昔は主人公の姿って曖昧にするのが多かった気がするんですよねー…。
カメラに目元が映らないようにするとか…、そういう演出というか、デザイン。
ユーザーは主人公に自身を投影させやすいように姿を見せないようにしてるのかな、とか、アバターで見た目が変わるので、イラストとアバターとで差異が生まれるのを嫌ってるのかな、とか考えてたんですが、ここ数年は主人公が描かれるスチルも多く見かけるので、そんなことないのかなー、って考え直してました。
▲結構がっつり映ってる。
調べてみたらちょうど良い感じの考察記事を見つけました。
気になったのは以下の部分。
まずは20年という月日が流れたことによる、乙女ゲームのユーザー層の多様化です。
なるほど!
確かにユーザー層が多様化すれば求めるものも様変わりします。
以前と同じものを作り続けても、同じように人気を得るとは限らないですしね。
年を重ねるにつれ主人公は同年代から完全に年下だけになり、同じ目線に立つというような状況はほとんどなくなっていったように思います。
これは私からは出てこなかった鋭い考察だと思います。自分の考え方の狭さを反省しました。
いや、確かにアラサーを攻略するゲームとかも見かけるなーって思ったりしてたんです。高校生みたいな40代とか…。
特に深く考えずにデザインの問題かな、と思ってたけど、そうかー、ユーザーの年齢層が上がってるのか。
それを考えると出演されている声優さんを見るとなんとなくターゲットも分かるようで、とても趣深い。
まとめると、ある程度成熟したジャンルだとユーザーの多様化に伴い、求めるユーザー体験も変化します。
常にユーザーを観察して変化に対応した柔軟な思考と、デザインが必要だと思いました。