こんにちは、ちょこきなこです。
「リンクスラングス」のフィルタ機能にて昇順、降順という表現を使わない好例があったので紹介させてください。
実は昇順降順は伝わりづらい?
ソシャゲだと「昇順・降順」という言葉を当たり前のように使っていますが、実はどっちがどっちなのか分かっていない人が多い可能性があります。
試しに「昇順 降順」で検索してみると「覚え方」であったり「どっちがどっち」といった言葉が並びます。
なので今まで当たり前に使われていた言葉でしたが、より適切な言葉があるのかもしれません。
どんなところが良かったのか?
「リンクスリングス」の場合は昇順、降順という表現を使わずに「並びを逆にする」という項目を置き、それで並び順を入れ替える仕様になっている点が良かったと感じています。
数字や五十音のように並び順が開発者とユーザー間で共通認識としてある情報であれば昇順、降順は予想できます。
ですが、武器種のようなゲーム独自の情報の場合、ソートした結果がユーザーには予想できないので昇順降順の意味がありません。
(目的の武器種が昇順の時に上位に来るのか下位に来るのか分からない)
まとめ
ユーザーのメンタルモデルを利用して画面を作ることも必要ですが、そればかりを利用するのではなく、基本に立ち返ってデザインすることも必要だなと思いました。
今回の場合は昇順、降順といった実は伝わりづらい言葉を無くし、代わりに「順番を逆にする」というボタンが配置し、既存のメンタルモデルとは部分的に違うデザインが実装されていました。
こういった試みは大変勉強なるなと思いました。