こんにちは、ちょこきなこです。
今回は「初恋シグナル」のバナーデザインについて書いてみます。
どれも大変興味深いデザインになっていましたが、数が多いので特に気になったものを紹介します。
- 1:よくばりボーダーライン
- 2:シャッターチャンスは逃さない
- 3:密着スイッチ
- 4:てのひらアプローチ
- 5:ふたりぼっち
- 6:放課後ゴーストハント
- 7:おあずけテンプテーション
- 8:純情アンビバレント
- 9:ないしょのミッション
- 10:XXマーキング
- 11:やきもちトラップ
- まとめ
1:よくばりボーダーライン
キャラを逆さまに配置するバナーって初めて見たかも。
レイアウトでストーリー性を持たせているのが興味深い。
正位置と逆位置でのレイアウトだけで、どちらがストーリーのメインかわかるもんなんですね。
バナーではお互いの視線が画面の外に向いているけど、イベントTOPでは視線が寄るんですね。特にストーリーの変化をデザインに落とし込んだものではないとは思いますが、印象も変わりますね。
2:シャッターチャンスは逃さない
「初恋シグナル」では男女のカップリングによってロゴデザインを変えていますが、このロゴではカメラのデザインも変えています。
おそらくシナリオ中に登場するカメラのデザインに合わせているなど、何かしらの必然性があるのだと思われます。(シナリオに必要なアイテムがなく未確認)
芸がこまかい…!
デザイン差分に関して知ってる方がいたら教えてください。
3:密着スイッチ
「密着スイッチ」のロゴでは4つのデザインバリエーションがありました。
文字にスイッチにもデザインが入っているのが良かったです。
文字とデザインが合致している、とても素直なデザインですよね。
微妙に画像に載っている文言が変わっているのが意外。
開発者のこだわりなのかな…?
4:てのひらアプローチ
かわいい!
いやいやいやいや、このドット調のキャラクターめっちゃかわいいやんかー!!え?これゲーム中で出るの?出ないよね?これ用に作ったの?めっちゃかわいい!
なんで急にドット描いたし。「アプリ」だからゲームっぽいモチーフにしたのかな…。
5:ふたりぼっち
顔を見せないレイアウト。キャラの顔付近を暗くするデザインはキャラクターものだとよく見かけますが、全くここまで表示させないのは珍しい…。
キャラクターが十分に認知されている状態なら顔を見せなくてもユーザーはこのキャラクターが何者なのか理解できるんですね…なるほど…。
6:放課後ゴーストハント
ロゴはフリーハンドで描いたのかな。独特の文字バランス…。
キャラクターの前後の配置と関係性が伺えます。
7:おあずけテンプテーション
禁止を示すマークがカップリングによってデザイン変えていますね。
黒いキラキラが特徴的。
ポップ差が増して可愛い感じが出ますね。
8:純情アンビバレント
「アンビバレント」って何、って思って調べたら「同じ物事に対して、相反する感情を同時に抱くこと」とありました。
https://www.weblio.jp/content/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%93%E3%83%90%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%88
ロゴのハートが直線的だったり、エフェクトが直線的に構築されていたりして、愛情とは相反するデザイン要素で構成されているところにアンビバレントの要素があるのだな、と感じました。
9:ないしょのミッション
特にこれといって特筆するものはないのですが、単純にクオリティが高いように見えました。
色のトーンであったり、シンプルなパターン構成がすごくよくまとまっています。
色数を絞ってるのが大きそう。クオリティも高く、世界観に寄せている感じも無いので汎用的に使えちゃうデザインです。
それゆえに一度使っちゃうと同じようなデザインを使えないのも悩みどころ。
10:XXマーキング
スタイリッシュな色と構成なのと、唇というデザインモチーフが少し大人っぽい雰囲気が出ています。
黒のベタではなくドットパターンが入っている点にデザイナーのこだわりが見て取れます。
11:やきもちトラップ
デザインパターン多っ!
微妙にハートの色だけ変えてますね。いや…よく見ると吹き出しの輪郭線のサイズもいじってますね…。ロゴのサイズ変更にあわせて揃えているのかな…丁寧なデザイン調整している様子。
イベントTOPもバリエーションが多いようです。
まとめ
デザインのほぼすべてにハートが入っているのですが、決して一本調子になっていないのもすごい…。学園モノなのでシナリオに設定的な縛りはあるものの、感情表現豊かに構成しようとしている意欲が見て取れます。
同じキャラクターで、テーマが恋愛という縛りでここまでデザインバリエーションをつけられるデザイナーすごい!!