こんにちは、ちょこです。
「ゴーストトリック」の会話シーンにおけるメッセージ送りのUIが気になりました。
結構前のゲームなんですけどね。SEが所々逆転裁判なのでちょっとコラボっぽい。
さて、会話シーンはこちらです。
▲このシーンでの吹き出しの右側にある記号は「▶︎」です
モノローグ演出はこちら。
▲こちらの画面のテキスト送りのUIパーツは「▼」になっています
このように、メッセージ送りのUIパーツが異なっています。
なぜデザインに差異があるのか
なんでデザインに差異があるんだろう…?
正直好みとか気分などとすることも簡単ですが、それ以前に「無頓着」「無関心」というのが先にある気がします。
なので、仮説を考えてみます。
2つのシーンを比べるとアニメーションが違うことがあげられます。
会話シーンでは左から右にテキストが流れます。
モノローグのシーンではテキストが塊でフェードインしてきます。
このように目線の流れを意識してデザインに差異を設けたのかな、と推測します。
あくまで仮説ですが、ここで学びたいのは手法ではなく
ある範囲での一貫性というものも重要ですが、それはストレスレスであることが前提。
なので、ストレスレスであれば時に一貫性の優先度を下げるということも判断としてはあり得る。
かな、と思いました。
UIデザイナーはしばしば一貫性や統一性を至上命令だと言わんばかりに重視しますが、あくまでそれは手段であり目的ではありません。
なので、実例を紹介した上で、ある程度考えに幅を持たせることも大事なのかな、と思いました。