!こんにちは、ちょこです。
「ゼノンザード」のメニュー項目がアルファベットなんですよね…
個人的には見出しをアルファベットにしても実益がないと感じているので、このデザインは気になりました。
どういったところで実益がないと感じているのか?
実益がないと感じている理由ですが…
1:日本語が母国語の場合、瞬間的には日本語を読んでしまう。
▲瞬間的に脳が日本語を認識し、読んでしまう
2:日本に住んでいるネイティブから見ると間違っている単語になっていることが多い
▲英語は「RANKED MATCH」が一般的
5:有用な情報が小さく表示される結果になる
▲操作する上で必要で重要な情報が小さく表示されている
4:サポートデスクが応対する時、だいたい日本語で説明するので案内に困ることがある
5:ヘルプに記載するとき、結局日本語になる
6:なんやかんやでアルファベット表記を取り止め、日本語表記のみにならざるを得ない場面が出てくるので、不統一に繋がる。
▲見出しの「オプション」や各種項目は日本語
以上の理由から実益がないと考えています。
アルファベットを使うと見た目がカッコいい感じになるので、気持ちは分からなくもありません。
ですが、英語しても見た目がカッコいいだけでユーザーに情報を伝える事には適していません。
最近は英語圏の方が日本で暮らしていることも珍しくありません。そういった方にとっても不要な混乱を招くだけです。
じゃあ、どうすればいいのか?
じゃあ、どうすれば良いのか、という話ですが、アルファベットはサブ的な情報として位置付け、見出しは日本語にするだけでOKだと思います。
あるいはWIN、LEVEL UP、といった演出を見せるような場面で限定的に使うのも一般的かな、と思います。
▲「YOU WIN」はシチュエーションもあり、瞬間的に理解できる
まとめ
まとめです。
今回はデザイナーが陥りがちな事例として「アルファベットを無闇に使うとUIという視点で見たときにデメリットがあるので注意が必要」という話を書いてみました。
アルファベットは日本語と違って文字組しやすいし、統一感も得られるのでビジュアル的にはかっこいいのですが、使いどころを誤ると分かりやすさを犠牲にしかねないので注意が必要だな、と感じました。