こんにちは、ちょこです。
パレパレこと「パレットパレード」始めました。
衝撃的だったのがロード画面のデザインです。
こんなロード画面。
なんと絵が描けます…!
どんな仕様だよ、と思うかもですが世界観的には画家のキャラクターものなので、アイディアとしては違和感はありません。
「ロード画面で絵が描ける」という発想は間違いなく超面白いです!
ただ、アイディアとデザインが合致してない印象を受けました。
理由をいくつか書いてみます。
1:タイトルに戻ると白紙に戻る
仕様上仕方ないのですが、アプリを落としたり、しばらくアクセスしないでいるとタイトルに戻るのですが、描いた絵も消えます。
消えます…!
アプリの更新など、いつタイトルに戻されるのかも分からない!
仕方ないけど…!とてもじゃないけど描く気にならない…!
となると、折角実装したのに遊んでもらえない死に機能になります。
勿体ない。
2:ロード画面は短い方が良い
当然ですが、ロード画面は短い方が良いです。
ユーザーはロード画面を見に来ているのではなく、ゲームをしに来ているので。
つまり、ロード時間は短い方が良いけど、時間が短いと絵が描けない、という自縄自縛的な実装になっています。
どうしたいんだよ…!
超好意的に考えると、開発中に「ロード画面がめっちゃ長くてヤバい。」みたいな状況に陥って「ロード時間の長さを逆手に取ろう!」としたのかもですが、多分苦肉。
この仕様を実装するなら、ロード時間が長くかかりがちな大容量のデータ更新時に実装し、かつユーザーが任意のタイミングで画面から抜けれる、という実装であれば良かったのかもしれません。
3:急に画面が切り替わる
ロード時間が長ければまぁまぁ描けるかもしれませんが、大体は数秒なので割と中途半端な時間なんですよね。
こんな一瞬だと「何描こうかな」と思ってる内に画面が切り替わります。
例えるなら、
流れ星を見かけてもそんなに瞬間的にお願い事浮かばない。
そんな感じです。
つまり、この仕様は…
1:時間を短いから描けない
2:描く時間を長くしたらストレス
3:頑張って描いても消える
となっています。
これを実装する理由は開発者のエゴに近いモチベーションというか、偏った遊び心というか…。面白い…個人的には超面白いんですが…!
UIデザインの視点で見ると目的と手段を取り違えたアプローチになっているように感じました。
面白い機能が浮かんだらやりたくなる気持ちも分かるのですが、一度冷静になり目的を再認識して「この画面で必要なことは何だろう」と振り返ることも重要だなと感じました。