こんにちは、ちょこです!
「アズールレーン」設定画面の中の【アセット】という項目があるのですが、この機能により初回データDL時の時間短縮に貢献しているのだと感じました!
まず「アセットって何?」という話ですが…
アセットとは?意味、使い方やリソースとの違いを解説! | kuguru[クグル]
映像やゲームの製作、システム開発などの現場では、構成要素となる画像や音源を指して「素材」のことを「アセット」と呼びます。
とあります。この場合は追加データのようなものです。
ゲーム開始した後、ユーザーの好きなタイミングで追加データをDLできるようになります。
この機能があることによりゲームデータ更新時に必要最低限のデータ更新に留めることが出来ます。
分かりやすいメリットとしては…
- データ更新時のファイルサイズの軽量化
- DL時間の短縮化
ですかね。副次的には…
- 通信量を節約したい
- 早くゲームをプレイしたい
- 端末の空き容量が少ない
…などの課題にもアプローチ出来ているのではないかと思います。
ここ数年のアプリゲームは表現のリッチ化に伴ってアプリの容量が肥大化しています。あまりに容量が大きいと端末の空き容量が少なくなってきた時に削除されやすい可能性も高まります。
この機能を実装することによって、初回DL時や、その後のアプリのアップデート時など、比較的大きめのデータをDLする際に配慮しているのだと伺えます。
「アズールレーン」では【ボイス】【Live2D】【スチル鑑賞】【音楽鑑賞】という具合でいくつかのデータ群に分けられています。
データの追加DLはいくらか事例はあった気がしますが、ここまで細かく分けたり、ましてやバージョン管理しているゲームアプリは初めて見ました。
UIデザイナーがこの機能を提案し、仕様を取りまとめるケースは稀かもしれませんが、ユーザビリティの向上に繋がる機能だと感じたので紹介させていただきました。
今後、アプリの容量が肥大化することが見込まれるようなタイトルは、開発初期段階でこの機能を構想に入れておくのも良いのかもしれません。
以上、ここまで読んでくださってありがとうございました!