こんにちは、ちょこです!
「ドラゴンクエストタクト」でユーザーの手数が省略できるように設計された導線があったので紹介します!
早速紹介します!
上図はモンスターの育成画面です。
育成するためには素材が必要なのですが、しばしば素材が不足します。
そういった場合は素材をタップすると…
▲素材をタップ!
このように、その素材が入手できるクエストの一覧が表示されます。
▲クエストの一覧
流れで見るとこんな感じです。
▲育成画面から素材が手に入るクエストの一覧表示までの流れ
良いところ
この導線設計の良いところですが、
1:「集める」とテキストが表示されている
このテキストがあることにより、ユーザーの意思や行動を後押しする役割を果たしています。
2:アニメーションしている
「集める」のパーツがアニメーションしているため、視線がそこに誘導されます。
アップで見るとこんな感じです。
3:ユーザーの問題を解決するための導線がある
導線がユーザーの問題を解決する意図である点が良いです。
この導線があることによるメリットは以下の通りです。
・どこで手に入るか調べるコストの軽減
・そのクエストに遷移する手数の省略
どこで手に入るのか調べるコストについては、そこまで多くありません。
というのも、ある程度こういったゲームに慣れていれば素材収集専用のクエストがあることを知っています。そして、そこを周回するのが最適であると、すでに理解しているため、素材を集めるクエストはどこが良いのか、調べるコストは少なめです。
※レアリティの高い素材に関してはもっと複雑ですが、導線の話とは離れるので省略します。
以上がこの導線の良い点です。
なぜこういった導線が重要視されるのか?
導線は不足していると不便に感じますが、設置されていると便利さに気付かないタイプのUIです。
導線を設置する目的は手数の省略です。
素材が入手できるクエストを調べるコストは徐々に減らすことができますが、手数に関しては減らすことができません。
初心者も上級者も平等に手数が掛かります。
ゆえに適切な導線を設置し、手数を減らすことはすべてのユーザーにとってメリットがあることから、非常に重要な評価軸だと考えています。
以上です。
最後に書いた通り導線を設置する目的は手数の省略です。
なので、足すだけではなく「ここの確認ダイアログって不要じゃないかな?」という視点で見ても良いのかな、と思います。
アプリを開発、改修する際の参考になれば幸いです!
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