こんにちは、ちょこです。
「創世記戦:アンタリアの戦争」にて飛空艇の船体にテキストが流れるUIが実装されていました。
該当の場面はこちらです。
アニメーションで見ると以下の見た目になります。
流れてますね。
テキストを流すUIデザインは古くからあります。
しかし、「創世記戦:アンタリアの戦争」のデザインは古いデザインではなく新しい見せ方になっていると感じました。
このデザインについて分解していくと、
- SF世界に存在しうる技術のメタファーを取り入れている
- メタファーを取り入れることによってユーザーの理解を手助けしている
- ゲームの世界観に溶け込んでいる
- 世界観の中に溶け込むデザインにすることによって、没入感を損なわないデザインになっている
などの特徴が挙げられます。
テキストが流れてくるUIのデメリットとしては…
- 文字が徐々に表示されるので、内容の把握に時間がかかる
- 巻き戻しができないので、画面から目を離したら情報が把握出来なくなる
- テキストが動くため、読みづらいと感じる人がいる
などでしょうか。
文字は読ませるものなので、読みづらいというのはあまり良くないデザインです。
しかし、情報の把握、可読性という意味では有効性は低いのですが、表示される情報の優先度があまり高くないのであればユーザーが困ることは少ないと思います。
また、表示できる情報量もあまり多く出来ないため、詳しく知りたいユーザーは別画面に遷移してもらう設計です。
表示させている情報については更新性、速報性が高いもののように感じます。
ここではあくまで情報の存在に気付かせる程度の役割を与えているのかな、と思います。
まとめます。
流れるテキストのUIを実装する際、「創世記戦:アンタリアの戦争」のデザインから学べることとしては…
- テキストは流れて読みづらいので、重要度があまり高くない情報を表示する
- 速報性、更新性の高い情報を表示する
- 一部しか表示されないので短文でまとめる
- 詳細は別ページに記載されているようにする
- ユーザーを気付かせるためのデザインだと心得る
などでしょうか。
他にも参考にできる要素があるかもしれません。
流れるテキストを実装する際のデザインの参考になれば幸いです。