こんにちは、ちょこです。
「ドールズフロントライン」のADVパートの会話ログのUIアニメーションが、ゲームの没入感の維持に配慮された演出になっていると感じました。
具体的にどういった部分なのか紹介します!
こちらは会話ログのウィンドウです。
そして、アニメーションで見ると以下のような挙動になっていました。
通常の会話ウィンドウのUIと会話ログのUIが繋がるようにアニメーションをしています。
会話ログを確認する際にこのようにアニメーションで繋ぐゲームは初めて見たかもしれません。
映像に連続性があるので没入感が下がらない
このUIアニメーションの特徴として、映像に連続性があるためゲームに対する没入感を維持する意図が感じられます。
アニメーションの内容としては、会話ウィンドウのサイズが変わり、メッセージの表示範囲がシームレスに広がるアニメーションになっています。
会話ウィンドウと会話ログウィンドウの情報を繋ぐためのUIアニメーションが没入感の維持に大きく寄与していると思います。
メッセージウィンドウと会話ログとで同じUIパーツを使うことが難しい場合、テキスト部分の連続性をもたせるだけでもだいぶ印象は変わるかもしれません。
小さい部分ですが、だからこそ応用しやすい考え方なのかな、と思います。
良いUIは小さな積み重ねの結果
以上です。
今回紹介したのは会話ログウィンドウの事例です。
この画面は頻繁に確認する画面ではないかもしれません。
ちょっとしたことなので見落としがちな部分かもしれませんが、ゲームへの没入感を高めるためにはこういった細かい積み重ねが大切だと改めて思いました。
ゲームの没入感を高めたいと考えた際の参考になれば幸いです。