ゲームアプリのUIデザイン

プレイしたゲームアプリのUIデザインに関して書き残します。毎日頑張って更新!

「ドラゴンスラッシュ」ストーリーの自動進行機能があると手数が抑えられて快適

こんにちは、ちょこです。

 

このブログでは「ゲームのUIを見てみましょう」というテーマでゲームを紹介しています。少しでもゲームのUIに興味を持ってくれる方が増えると嬉しいです。 

 

今回は「ドラゴンスラッシュ」のストーリーの自動進行機能が手数が抑えられて快適だった、という話を紹介します。

 

該当の画面はこちらです。

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画面下部にある「自動進行」のボタンを押すと、戦闘や会話を自動的に進めてくれます。

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「自動進行」をタップすると以下のようなダイアログが表示されます。

このシーズンの最後までクエストを進めます。
ステージで敗北すると自動で終了します。

 

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その後は戦闘も会話パートも操作せずに進行することができます。

アニメーションで見ると以下のようになります。
まずは戦闘パート。

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こちらは戦闘中に挿入される会話パートです。

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章をクリアすると次の章も自動的に開始され、進行が進みます。

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このように戦闘も会話シーンも画面をタップせずに進行している。
ほぼ、ムービーを見ているような感覚でしょうか…。

とはいえメッセージが流れる速度はかなり速いので、物語を理解するというよりはクリア報酬はミッションの達成報酬を得る目的の方が強いかもしれません。

 

ただ、クリア報酬を得る目的を優先し、全てをスキップしてしまうとゲームの滞在時間が短くなるので、どこまでユーザーの手間を減らすのかはバランスが求められるのかもしれません。

 

「ドラゴンスラッシュ」は2015年5月14日にリリースされています。
2021年現在で6周年を迎えるコンテンツです。

これほど長く運用していると、未消化のコンテンツも出てくるため、どこかでコンテンツの消化をサポートするような機能も必要になってくるのかもしれません。

 

今回紹介した「自動進行機能」によってコンテンツの消化が進めば、その分育成もはかどり、結果的にユーザー同士の育成度合いのバラつきも抑えられるのかもしれません。

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ちなみに、クリアしたストーリーはいつでもプレイすることが可能になります。
初回はクリア報酬目的でゲームを進め、世界観やキャラクターが気になったらリプレイすることも可能です。

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アニメーションで見るとこんな感じですね。

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以上です。

「自動進行機能」によって、ユーザーは手数を抑えられ、快適にゲームを進めることが出来ます。短いストーリーであれば気にならないかもしれませんが、6周年を迎えるほど長く運用を続けてきたゲームの場合、その手数も膨大になります。

多くのコンテンツが実装されていることもあるので、ユーザーを疲れさせないためにも優先度を絞った上で「自動進行機能」のような便利な機能を実装しても良いのかもしれません。

ユーザーの手数を省略するための参考になれば幸いです。